去る8月24日(土)、足立区の西新井文化ホールで行われた、「第7回足立区ギャラクシティ音楽コンクール」の本選に出場してきました。
幸運なことに大学生~社会人(一般)部門の第2位と審査員特別賞を受賞しました。
一週間前のピティナの全国大会では不甲斐ない演奏となってしまったので、今回こそはすべて出し切りたいという思いで臨みました。それのせいなのか、とんでもなく緊張しまして、演奏中に手が震えました…。
あちこち引っ掛けまくったし、練習中に気になっていたところはやっぱりうまくいかなかったし、決して満足のいく出来ではありませんでしたが、良かったところを評価していただけたようです。
何より嬉しかったのが、選曲について良いコメントをいただけたこと。ドホナーニの作品は今日では滅多に演奏されませんが、だからといって価値の低い音楽ではないということが自分の中で再確認できました。ほかにも大好きなドホナーニの曲があるので、今後も継続して取り組んでいきたいです!
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当コンクールは予選・本選通じて足立区のホールで行われています。数年前まで足立区(しかも会場の近く!)で働いており、コンクールの存在自体はずっと前から認識していました。
なかなか出場に踏み出せなかったのは、課題曲として予選でバッハのシンフォニアを弾かなければならないということでした。今年になって、ようやく重い腰を上げてシンフォニアに取り組んできたわけですが、予選での演奏は大失敗。曲の半ばで左手がわからなくなり、ぐちゃっとなった挙句、1小節ぐらいスキップしてしまいました。暗譜の準備が不十分だったと反省しましたが、時すでに遅し…。これは予選通過は無理だろうなと、自由曲は開き直って弾きました。
結果を見てびっくり、なんと予選通過していたのです。おそらく通過ラインに対して相当ギリギリだったのでは…。バッハは問題外だったはずですが、開き直って弾いたドホナーニを評価してくださった審査員がいたのだろうと思います。思い返すと、本番で一番良い演奏ができたのはこのときだけだったかもしれません(それだけリラックスして弾けていたということなのですね…笑)。
当コンクールは参加者全員が予選通過できるわけではないので、この結果に納得できない人もいたかもしれません。私にとってもサプライズでした。しかし本選で演奏できる機会をいただき、このように上位入賞させていただけたことで、少しは予選の結果に説得力を持たせられたかなとホッとしています。
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そして何よりも嬉しかったのが審査員特別賞をいただけたことです。
このコンクールは各部門の1位受賞者と特別賞受賞者に、褒賞としてオーケストラとの共演権が与えられます。特別賞は例年、音大生・卒の部門から選出されているようだったので全く期待していなかっただけに、驚きと同時に喜びでいっぱいです!
いつかピアノ協奏曲をオーケストラ伴奏で弾いてみたい…と夢見ていたので、こんなすぐに実現できるチャンスが巡ってくるとは…。これもドホナーニのおかげですね。とてもありがたく思います。