まなざしの先にあるもの | 備忘録以上、評論未満。

 

 

 

 

水原一平元通訳が起こした

 

一連の事件において

 

ある報道機関の記事に

 

「巨額の借金まみれとなった水原一平が最も怖れていたのは大谷翔平選手や関係者たちからのまなざしを失うことだった。」

 

とあった。

 

(※元記事を要約してます)

 

 

 

まなざし。

 

いい表現だなと思う。

 

共感とか親しみとか家族性とか

 

仲間とかコミュニティとか

 

そういう使われがちな言葉ではなく

 

まなざし。

 

意味深だなあ。

 

人はまなざし一つで

 

そのときの感情を表現できる。

 

まなざしは武器であると同時に

 

弱みにもなる。

 

気持ちの弱りは言葉だけじゃなく

 

目に出るからだ。

 

・・・・・

【まなざし(眼差し)】

意味:人の目つき、視線など

・・・・・

 

 

以前ある知人から

 

金を貸してくれと言われて

 

断ったことがある。

 

その知人のまなざしは

 

「わたしは弱ってる人です」

 

といわんばかりだった。

 

あるいは別の知人から

 

自分の会社に投資してくれと

 

相談されたこともあって

 

そのときも断ったが

 

その知人のまなざしは

 

「わたしはイケる人です」

 

といわんばかりだった。

 

失礼を承知で言うと

 

どちらも

 

多少の演技は入っていると思う。

 

ただそうであっても

 

まなざし一つで

 

人は感情を表現できるんだなあと

 

改めて感じた。

 

 

 

有名な人のそばにいる人は

 

自分までがすごくなった気になり

 

つい勘違いすることがある。

 

勘違いした結果

 

「虎の威を借る狐」

 

となる人もいれば

 

「ストレスに押し潰される」

 

人もいる。

 

どちらも

 

「自分の人生を忘れた結果」

 

だと思う。

 

自分という存在を

 

つまり自分の役割を

 

どう解釈するか?

 

解釈の仕方によって

 

心のありようは変わる。

 

そこが、分かれ道。

 

 

 

それにしてもこの記事。

 

 

 

大谷選手らしいというか笑

 

企業の広告宣伝PRのギャラが

 

毎年

 

90億とか100億近く入ってくる

 

というスケールだし

 

エンゼルス時代は

 

かなりギャラが安かったと思うし

 

そもそも

 

お金を使うことに興味がない人だし。

 

とはいうものの

 

口座は自分でチェックしないとね。

 

まあこんな事件が起きたし

 

さすがにするでしょう。