「安すぎる日本」という言葉を盲信しない | 備忘録以上、評論未満。

 

 

「日本は物価が安すぎる」

「買い叩かれる日本」

「日本人は先進国で最も貧者」

 

 

例えば経済本という分野において

 

こういうテーマの書籍は後を絶たない。

 

言葉のメッセージ性が強く

 

私もつい書店で手に取ってしまうが

 

こうした言葉を盲信してしまうと

 

見るべき事象が見えなくなる。

 

というか

 

見る機会を逸する恐れがあるのだ。

 

 

 

それが盲信だよと

 

具体的なエビデンス(証拠)で

 

丁寧に教えてくれる記事がこれ。

 

 

 

 

 

わかりやすく秀逸だなと感じる。

 

 

①欧米とアジア圏の食習慣の違い

②チップ文化と高い税金の発生

③住宅や航空代金の相違

 

 

 

とくに①。

 

これがすべてかなと。

 

要するに

 

「生き方(暮らし方)」という点で

 

日本人と北米人は違うわけで

 

内外価格差という存在(指標)を

 

わけわからずにぶんぶん振り回し

 

十把一絡げに比べるものではない

 

ってことだね。

 

 

 

その内外価格差に振り回され

 

日本はもうダメとか

 

日本はオワコンだねとか

 

数字面での裏付けなしに

 

脳内断定するのも良くない習慣だ。

 

盲信という行為には

 

自分の脳で考えた要素が

 

1ミリもない。

 

盲信はどこかの誰かの勝手な意見に

 

依存しているだけ。

 

薬物中毒者と同じ状態だ。

 

 

 

なにか疑問に思ったら

 

・地理(地形)

・文化(習慣・習俗)

・歴史(伝統)

 

こういう要素で考えるくせがあると

 

情報を盲信することが減る。

 

お試しあれ。