■ 紀元前1万年頃
 

 この時期、現在の最古とされるシャーマンの墓が、イスラエル北部の地中海沿岸から14キロほど内陸に位置するヒラゾン・タクティット洞窟に残される。

女性は身長150センチで45歳ほどであり、ナトゥフ文化に属する高齢の女性が、動物の部位や人間の足とともに埋葬されていた。

 


■ 紀元前8239年頃

第四の大周期(紀元前8239年 - 3114年)

 この頃、太陽系がフォトン・ベルトの外に出て獅子座の時代の終わった。

また同時に洪水はやっと引きはじめた時期でもあった。

ここから蟹座の時代がスタートし、地球は第四の周期に入った。
 洪水が引いていった後、世界はまったく違う場所になっていた。

地軸の逆転によって大型動物の多くは絶滅し、それまでかなり北方に住んでいた亜熱帯の動物たちも、死に絶えるか、南に移動していた。

地球上の人間と生物種はすべて陣痛ともいえる大きな苦しみを味わい、フォトン・ベルトから出たときには、人間の潜在意識には深いコードが刻みつけられていた。
 また地球は、全てが荘厳な魔法のように出現した新しい世界となり、まさしくエデンの園が広がっていた。

人間は自己の意識とともにあたりを眺め、世界の美しさに驚嘆した。

どこもかしこも生命を豊かにはらみ、新しい形態を産み落とそうとしていたのである。

 

■ 紀元前8000年頃

 現代のパレスチナ、ヨルダン川流域にあったエリコには石造りのモニュメントを伴う大規模集落跡があった。

ただ定住という概念自体、広く根付いたのはこれから5000年後。

既に長期の外洋航海や難しい航海が世界中の至る所で行われていた。