【週刊】市場状況レポート 2016.11.28-12.2 | FX,CFD相場メモ タイムリミット

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FX、CFD等の使える情報を書いています。
主旨は自分本位の相場メモとして利用なので
他の方が使えるかどうかはわかりませんが…。

※お知らせ
次回更新は12/11を予定しています。よろしくお願い致します。
更新が遅れまして、申し訳ありません。


※当レポートの見方
相場動向の分析判断には、1時間足、日足を用いています。


【週末データ】
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[NY市場クローズ時レート (日本時間 土曜早朝6:59)]

日経先物CME :18,360(15:00→6:59 +31)
ドル円    :113.54(15:00→6:59 -0.51)
VIX      :13.18
原油(WTI) :52.04

 

[来週に向けての所感]
(突発的な事件、事象などによる相場の急変動には臨機応変な対応は前提として)
為替、日経ともに、押し目買い戦略継続で問題ないと思われる。市場心理としても先高観が強い。


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【市場フロー】
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(ドル円111.66)「仲値公示を挟んで月末の輸出企業による売りもあった。」(国内金融機関 11/28)
(ドル円111.66)ドル円の調整を主導したのは投機筋と見られている。(ロイター 11/28)
(ドル円112.03)「今回のドル円上昇が唐突で急激だったため、買い遅れた輸入企業や機関投資家、海外の投機筋が少しでも調整があると拾おうとしている。」(国内金融機関 11/29)
(ドル円112.09)朝方はポジション調整や利益確定のドル売りで111円半ばに下押しされたが、下値ではこれまでに買い遅れた向きから買いが入った。米大統領選後のドル急上昇について行けなかった輸入企業、機関投資家、海外の投機筋などが月末を迎えて下値ですかさず買いを入れていたという。(ロイター 11/29) 
(ドル円111.94)30日の石油輸出国機構(OPEC)総会を前に様子見ムードが強まっている上、投機筋の間では月末のポジション調整が継続しており、上値を抑えているとの観測が出ていた。(ロイター 11/29) 
(ドル円112.38)ドル調達サイドの本邦勢では、一部の金融機関で年末越えのドル資金調達が遅れているとみられ、スワップ経由のドル資金調達が大幅にタイト化している。(ロイター 11/30) 
(ドル円112.65)「昼時で商いが薄い中、M&A関連か月末に関連したまとまった規模のフローが入ったようだ。」(国内金融機関 11/30)
(ドル円112.87)「あくまで足元の需給に基づく動きだろう、今のところトレンドが出る様子はない。」(国内金融機関 11/30)
(ドル円114.36)「月末を越えたことで新しいポジションが入り始めたかもしれない。」(邦銀 12/1)
(ドル円114.00)「上値では利益確定売りが出ていた一方、下がれば押し目買いが出る。地合いはまだ強そうだ。」(国内金融機関 12/1)
「発言内容うんぬんよりも、ショートが積み上がっていたので、デービス氏の発言をきっかけに、それらが一気にあぶり出された格好。」(金融機関 12/2)
(ドル円113.70 ユーロ円121.30)今夜に米雇用統計、4日にイタリアの国民投票を控え、短期筋の間ではポジション調整の動きが目立っている。突出して売られていた円を買い戻す動きもみられるという。(ロイター 12/2) 

 

[日経について]
(日経18250円)「連騰の過熱感を冷ます過程にあるが、直近の株高の流れのなかで、買うタイミングを失った投資家も多く、押し目を拾う姿勢も一部みられる。」(中堅証券 11/28) 
(日経18250円)「為替に連動した先物売買で上下に振れる展開だ。」(国内証券 11/28)
(日経18300円)「押し目買い需要もおう盛だ。全体相場も需給面では深押しは見込みにくい。」(国内証券 11/28)
(日経18322円)「日銀ETF買いなども含めた需給面での安心感が支えになっている。まだ売りポジションを解消できていない投資家も損失覚悟で買い戻しを入れている。」(内藤証券投資調査部部長 浅井陽造氏 11/29)
(日経18300円)「相場の過熱感が低下しつつあるのは好材料だが、売買高が増えず利益確定売りに押されている。海外勢の買いが鈍化している印象だ。」(国内証券 11/29)
(日経18300円)「物色に一巡感が出ているものの、依然ショートポジションをカバーし切れていない投資家も多く、押し目では買いが入ってくる。」(国内証券 11/29)
(日経18350円)「米雇用統計やイタリアの国民投票を控えポジション調整売りが優勢だが、先高期待は根強い。メガバンクには個人の買いなども入り上値を試す展開になっている。チャートの過熱を冷ます程よい調整だ。」(国内証券 12/2)
(日経18400円)「一部の国内投資家が銀行株買い、食品株売りのリバランスを行っているようだ。イベント前で新規ポジションは取りにくく、全体の上値は重い。」(国内証券 12/2)

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【市場センチメント】
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(ドル円112.68)「112円半ばで値固めできるかが目先のポイント」(国内金融機関 11/28)
(ドル円112.68)「足元ではサポートになってきている。」(国内金融機関 11/28)
(ドル円112.36)「これまでの上昇が早過ぎた。いったん調整した方が次の上昇局面で上がりやすくなるため、むしろ健全。」(国内金融機関 11/28)
(ドル円112.15)「海外勢のドル買いがどの水準で再開するかがポイントになる。東京時間では大きな反発は期待できないのではないか。」(国内金融機関 11/28)
(ドル円111.85)「本日の高値からいったん1円50銭下げた。調整でポジションも軽くなっているので、欧州時間に下落が再開しなければ、きょうのところは111円台を維持しそう。」(国内金融機関 11/28)
(ドル円111.84)「最近の流れでは円売り越しに転じているかと思ったが、予想に比べて(円買い越しが)減っていない印象がある。」(外為アナリスト 11/29)
(ドル円111.94)「連日の高値更新が途切れるとトレンドフォロワーも入ってこなくなる。ここから投機筋もドルを買いづらくなっているだろう。」(邦銀 11/29)
(ドル円111.94)「欧州時間以降に海外投機筋によるポジション調整の動きが強まらないか要注意。」(国内金融機関 11/29)
(ドル円112.04)「イベント通過までは本腰を入れて買いにくい。」(国内金融機関 11/29)
(ドル円114.55)「(石油輸出国機構(OPEC)が減産で合意は)足並みの乱れで合意が難しいとの見方が多かったのでポジティブサプライズとなった。ドル買いの面も強いが、原油高によるリスクオンの円売りも大きかった。」(外為アナリスト 11/30)
(ドル円114.69)「シェールオイルとの兼ね合いもあるので、原油価格がここから大きく回復していく感じではない。ドル円の上昇も115円半ばが限界ではないか。」(邦銀 11/30)
(ドル円114.52)「非OPECの国々の動向を考えると、原油価格が上昇していくイメージは全くない。米雇用統計やイタリア国民投票もあり、この減産合意の材料が消化されたらドル円も次第に弱含んでいくのではないか.
」(国内金融機関 11/30)

 

[日経について]
(日経18250円)「直近上昇した輸出株などが売られているが、日本株は連騰後で当然の一服という印象だ。日銀のETF買い余力が大きく需給面で不安は乏しい。」(国内証券 11/28)
(日経18234円)「基本的には為替に連動した動きだが、海外勢にとってトランプ相場の本国である米国株と同様に日本株が魅力的と映っているのかどうか。休暇明けの海外勢の動向を見極める必要がありそう。」(カブドットコム証券投資ストラテジスト 河合達憲氏 11/28)
(日経18250円)「円安進行が一服し、出遅れていた内需セクターを循環的に物色する流れとなっている。全体相場はOPEC(石油輸出国機構)総会待ちで様子見ムードが強い。」(国内証券 11/29)
(日経18300円)「為替の変動率が高く、中長期資金は上値追いに慎重だが、押し目では買いを入れてくる。下落すれば日銀ETF買いも見込まれるため下値は固い。」(国内証券 11/29)
(日経18300円)「下値の堅い展開が続きそうだ。」(国内証券 11/29)
(日経18722円)「日本株は前日までの3日間は小休止となっていたが、日経平均19000円を目指す方向性にも変化はない。」(岩井コスモ証券投資情報センター長 林卓郎氏 12/1)
(日経18700円)「輸出企業を中心に業績の上振れ期待は高い。円相場の先安観が根強く、日本株には押し目待ちの投資家も多い。」(国内証券 12/1)
(日経18425円)「イタリア国民投票などを控え、週をまたいだポジションは取りにくい。選挙の大勢が判明するとされる日本時間5日午前は仕掛けやすいタイミングでもあり、警戒感もある。」(内藤証券投資調査部長 田部井美彦氏 12/2)

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【市場関係者の今後の相場”予想”】
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ドル円は上昇を予想する。ユーロドルは下落を予想する。(FXWave 12/4)

 

[日経について]
 日経平均・日足はやや長い下ヒゲを伴う「小陰線」となった。前日に空けたマド(18370-18469円)を埋め切り、アイランドリバーサルの発生を阻止した。終値は5日移動平均線にサポートされるなど底堅さを見せている。適度な自律調整であり、弱気に転じるサインは出ていない。ボリンジャーバンドでは日足がプラス1シグマと2シグマ(18729-18841円)の間で推移する上昇トレンドを維持している。節目の19000円に到達するまで目標達成感は出にくく、引き続き多少の調整を入れながら上値を試す展開が見込まれる。 (ロイター 12/2)
 


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