ネットサーフィン中に発見してからとても気になっていたバレルです。WDF World Cup 2023 Denmark 日本代表の小川祐一郎選手モデルを購入してみました。



個人的に初めてのDYNASTY製品です。

2023年3月25日発売なので全然旬のモデルと言うわけではありませんが、なんと言うか一目惚れで購入。

早速開封してみます。



メーカーバレル説明

A-FLOWプレイヤー小川祐一郎選手ファーストモデルが登場!! 全面をRで構成した重量級のロングトルピードバレル。 収まりが良い樽型形状のメイングリップエリアへは、安定感抜群のダブルリングカットを選択。 2つの歯車状の加工は、グリップ時やテイクバック時のスリップを防止する重要な役割を果たしている。
材質:タングステン95%
 長さ:48.0mm 
最大径:7.2mm 
バレル重量:23.0g 
規格:ハード
 
重量級と言うのはソフトダーツ21gの説明だと思います。なかなか珍しい全面R形状のロングトルピードに未知の歯車状加工。試投するのが楽しみです。

以下、45ダーツフィニッシュを度々達成できない底辺プレーヤーの個人的感想です。

グリップ感は…
バレル後方持ち4フィンガーグリップの私にはジャストフィット!似たような形状のバレルも複数所持していますが、なんでしょう、とても良いフィット感。前部にかけてのシェイプの形状も中指に自然に当たる3本のリングカットも私の手にはとても良く馴染みます。
見かけゴッツいグリップ部ですが引っ掛かりすぎる感じは新品時からありません(投げる前のグリップしてみた時の話です)。


プレーヤーモデルを投げるときは調べられる限り選手本人のセッティングにするようにしています。
バレル購入時に小川選手のツイッターに載っていた御本人のセッティング、Lシャフト260にFANTOM L3 を同時購入してましたが、L3はソフトダーツのセットだったようで、コレを書きながら改めて確認するとスティールダーツにはL1フライトをご使用なさっているようです。
今回はこのまま投げてみます。


実際に投げてみました。
まず、とてもバランスが良く、バレルやセットによって度々ふらつき気味な飛びになる私が投げても真っ直ぐ気持ちよく飛んでくれます。そのせいか刺さり具合もしっかり。
グリップ部は見かけインパクト抜群のダブルリングカットと歯車状加工の組み合わせです。この組み合わせがとてもとても素晴らしく、グリップ時の安心感としっかりした指掛かりに対してのリリース時のスムーズな指離れにつながっているのだと思います。
「しっかりしたグリップ感とスムーズな指離れ」はメーカーバレルPR文で使い古された文言ですが、このKokopelliと言うバレルは独特なカットと絶妙な形状で極めて高いレベルで実現していると感じました。


一流の選手とメーカーが何度も何度も試作してとても考え作り込まれたバレルなのか、
たまたまパっと出来上がった名作なのか、
はたまた私にジャストフィットしただけなのかは解りませんが、数あるコレクションの中でも屈指の名作バレルだと思います。
やる機会あまり無いんですけど、ソフトダーツバージョンも買っておこうと思います。