前回書いた復刻バレルDuran Type2 。

ご存知、ソフトダーツ黎明期を代表するプレーヤー松元大奉氏のシグネイチャーモデルですが、スティールダーツモデルは元々存在しません。

あまりの投げやすさにコンバージョンポイントを使用してスティールモデルとして使おうかと思いましたが‥…



コンバージョンポイントは基本的にソフトダーツを中心にプレイする顧客のニーズに応えるためか、コンバージョンポイント自体の重量が軽く(探せばあるのかも知れませんが)スティールモデルのような力強い刺さりになりません。

そこで、Duranの名は残っているものの松元大奉氏引退後に他プレーヤーモデルとして発売されたDuran2ベースのDuran4のスティールモデルを購入してみました。



メーカーバレル説明

王道弾丸バレルが進化"Duran"を清水希世が継承する。
名作Duran Type2を彷彿とさせる弾丸フォルム。
グリップポイントが多少ずれても変わらない飛びでズドンと飛んでくれるDuranシリーズ。
本作では、幅0.2mmの超マイクロシャークカットを配置し、指に吸い付く様なグリップ感で、手離れ・抜けが非常に良い。
多少グリップ位置がずれても指の感覚が変わらないように、全面に超マイクロシャークカットが入っている。
ベースとなったDuran type2より1g重く、グリップ部も太く設計。
より"前重心"を感じながら気持ちよく飛ばすことができる。
グリップ位置をあまり気にせず感覚的に持つことができ、飛びも悪くなりにくいのでグリップポイントに悩みがある・飛びの悪さが気になっている方など、初心者~上級者まで幅広く使えるモデル。
シンプルが故に奥が深いバレルといえる。


発売は2017年7月とありましたので、4作目といえど7年も前のモデルになるようです。ちなみに現在はType5も発売中です。

では、開封してみます。



ザ、弾丸形状!


上段のType2とはカットがかなり異なります。

説明文にもある通りType4はバレル全体にマイクロカットが施されていますが、指掛かりは圧倒的にType2の方が強めです。



かつて松元大奉氏の愛用なさっていたティアドロップ形状のフライトでセッティング。
同氏の2フィンガーグリップに憧れて真似してみたプレーヤーはいったいどれだけの数いるんでしょうか(勿論私もその一人😁)


投げてみた個人的感想です。

グリップ部は結構太くなっていて、カットによる指掛かり感は相当控えめ。Type2、4とモデル自体が違うので当たり前ですが、スロー前から別物と実感‥…

更に私が投げた場合ですが、フライトを大きめなものに変えたりシャフトの長さを変更したりしてもType2+コンバージョンポイントの浅い刺さりとほぼ変わらず‥…



と言う事で、スティールダーツプレーヤーの中では一般的になってきたリポイント。もちろん同社のCONDOR BEAK で。


巷では48mm前後の超ロングポイントが流行ってますが、ルックス的に好きになれないので、標準的な(?)38mmカット無しに。ちなみにノーマルは約35mmが装着されてました。



やっぱり、フライト変えるよりもシャフト変えるよりもポイント変えた時のほうが飛び方も刺さりも一変しますね。しっかりとした抜きごたえが出るほど深く刺さるようになりました。



ソフトダーツ投げる機会も少しはありそうなので、Duran2、4使い分けるのもありかな?と思って揃えてみましたが、それぞれの良さもありながらやはり別物の2作品でした。