米国の景気と株価の行方が注目を集めています。


今は、9月の米FOMCにおいて、0.25ないし0.5%の利下げが有力視されており、金融政策の転換となるだけに金融政策・金利と、景気・株価の関係が最大の関心事だと思います。


特に、経験・知識、資金量の少ない、いわゆる新NISA民は、ここもとの株価の急落や急速な円高の進展もあり、心中とふところ具合は穏やかではないのではないでしょうか?


将来の行方、相場の行方は誰もわからないとはいいますが、そんなわかりきったことをしたり顔で言ったとしてなにになるものではありません。


いつの世も、そして何事も、ましてや金融経済・マーケットにおいては、わからないことを考え対処することに意味と意義があるのではないでしょうか。


その場合、有効な方法は、



「理論」と「過去」を学ぶこと



だと、もう35年あまり前、私が駆け出しのアナリスト・ファンドマネジャーだったころ、諸先輩に徹底的に叩き込まれました。



確かに、マーケットは、理論通りに動かないことは、多々あり、過去と同じ動きをするとは限りませんが。






なお、現状は、金利が下げることは、景気と株価を刺激すると単純に考えている人が多く、メディアもそのように仕向ける解説・報道が主流のようです。


しかし、景気ステージと金利水準によって、両者の関係は大きく異なること、利下げによるシグナル効果の存在、そしてなにより、次の利下げを待つことによる実態経済への影響を考慮すべきだと、高次脳機能障害からのリハビリ中のFIRE民である私はに思います。


9月、10月は、過去、8月以上に、超大型の台風が上陸しているようです。