高インフレ・高金利が続けば、やがては、景気は悪くなっていきます。


また、インフレ・景気過熱を抑えるためだった高金利が、行き過ぎて、実態経済を壊してしまい、それを修復するための金利低下は、常に後追いとなってしまうことが、景気後退局面でよく見られています。


これらのことから、米国において、過去、金利低下局面が、景気後退局面とほぼ一致しているように、見えてしまいます。



ほぼトラ、カクトラ、ゼツトラとは言われながらも、実際の政権交代となるのは、大統領就任式の2025年1月20日。


米国景気が予想以上に強かったため、伸びに伸びた金利引き下げもどうやらこの秋から年内にかけて行われる見込みです。


このことは、まさに、米国景気後退が目前に迫り、そして、その変化点の舵取りは、名実ともにレイムダックの、しかも判断能力に懸念があるとのことで、異例とも言える形で大統領候補者から引きずり降ろされた、ジョン・バイデン氏が担うことになります。



私は、心配です。

備えはできていますか?



(シャドーは景気後退局面)