FRBは2024年6月11-12日にFOMCを開催し予想通り政策金利の据え置きを決定しました。


一方で、もっとも注目された24年中の利下げ回数は、前回(24年3月)時点の3回から1回へ、そして25年に関しては前回3回から4回へ増加する見通しが示されました。


これは、これまでの予想以上に強かった景気も、いよいよ鈍化し、インフレの一服もあり、年末までには、ついに利下げトレンドへの転換を示唆するものであるとも考えられます。


政策金利の引き下げに対して、FRBが金融引き締めを改め、緩和にすると、景気・株式にとってポジティブにとらえる市場参加者も多いようです。


しかし、私は、ついに、マーケットにとってもっとも怖い、景気後退が始まる証であると妄想しています。