歴史的な円安が進展しています。
我が国のメディアは、この円安を危機的な大問題との論調で報じています。
しかし、所詮、我が国のメディアは、円高になったときには、円高で不況だ、国が滅ぶと騒ぎ。
円安になったらなったで、円安で国民が困窮する、国が破綻すると騒ぐもので、不安と危機を煽ることのみを考えているにすぎないと私は達観しています。
確かに、私たち一般市民にとっては、円安は国力低下を感じさせ、物価高を引き起こすものであるかもしれません。
一方で、悪夢の民主党時代の2009〜2012年に1ドル70円台までの円高となり、我が国製造業の息の根が止められたのももう忘れてしまってはいけません。
このように、通貨高安の成否に対して単純に論じられるものではないものの、経験則的には通貨安の方が、実態経済に対して中長期的にはメリットが大きいと考えられています。
そんな時、懇意にさせていただいている武者陵司氏からストラテジーレポートが届きました。
タイトルは、
「円安のデメリット、本質的には何もない。」〜容認できない悪い円安論〜
内容としては、この円安の先に日本大復活が見えると結論つけられています。
武者氏が主張されている、
「為替は果ではなく因である」
という言葉は、まさしく為替と経済マーケットの関係について、本質を射ていると思います。
さぁ、楽観的にいきましょう!
なお、投資は自己責任で。