電気自動車(EV)大手の米テスラが、23日発表した1〜3月期決算は、前年同期比▲9%の減収、▲55%の最終減益となりました。


四半期ベースの減収減益は、コロナ禍の2020年4〜6月期以来約4年ぶりですが、今回は、同社の構造的転換点を予感させるものでしょう。


EV一択、その他はオワコンと言われた風潮は、中国メーカーの暴挙、技術的問題等により、見直されています(わたしは、EV車がメインとなる流れに基本的に変化はないと考えています)。



今は、マーケットが、数年前の熱狂から、冷静になるプロセスの一環ではないでしょうか。


EV車については、政治思想的による意見が多い感がありますが、こと資産運用については、常に客観的な分析・行動が肝要ではないかと思います(確かにEV覇権については、国家戦略・安全保障問題が避けて通れなくなっています)。



それにしても、キャシー・ウッド氏は、2021年頃までの第一次ITバブルに乗っただけの感がヒシヒシとしてきます。


相変わらず、自信満々で突っ込んで行く彼女をみていると、自己責任とはいえ、彼女を信じた投資家と販売員が可哀想です。