神戸大学のバトミントンサークルの学生らが、合宿先の旅館で天井に穴をあける等の非常識な破壊行為がネットで流出したことで話題になっています。


皆さんは、この事案について、如何お考えでしょうか?



私は、弁償は当然として、器物破損、業務威力妨害等の刑事罰を与えて、厳重に対処すべきであると考えていますし、すでに成人である彼彼女らの将来に対しても傷がついて然るべきと考えています。


しかし、メディア等の反応で気になったのが、神戸大学が比較的偏差値が高い大学であることから、なぜ彼彼女らがこの様な愚行をしたのか信じられないという主張です。

 


私は、このように、偏差値が高い、頭がいい、だから優秀な人間が、間違えた行動や悪事をはたらくことが少ないという考えには、大反対です。


まさに、逆に言えば、偏差値が低い人や学生に対する悪意に満ちた間違えた偏見であり、差別であると考えています。



1968年〜69年にかけての東大紛争、現在も裁判が続いている京大吉田寮問題等々。


いや、東大京大卒等の高い学歴を持つ、我が国トップ層の人々の非常識な言動(あくまで一部ではあるでしょうが)等々はどうでしょうか。

 


必ずしも、偏差値が高い人間が、倫理観に優れている(逆のケースも含めて)とは決してなっていないのではないでしょうか。



メディアに多い、知的な人間は左派、粗野で知識レベルが低い人間は右派というレッテル張りも含めて、大問題だと考えています。