従来の少額投資非課税制度(NISA)を本年受け渡し分から大幅に拡充させた新NISAは、個人投資家にとって極めてメリットがあり、使い勝手も改善されたとても素晴らしいものだと思います。


確かに損益通算ができなというデメリットはあるものの、増税増税ばかりで、しかも正直に頑張るものばかりが狙いうちで増税対象になる我が国にあって、ふるさと納税制度とともに、稀有のありがたい制度です。



しかし、そんな新NISAに対して、


「新NISAは絶対にやるな!」


と主張する人々がいます。




まだ、日経平均は暴落するとか、ナスダックは割高だ等々という相場感の主張ならわからなくはありませんが、非課税制度を絶対やるなとの主張は、全くもって理解できません(仮にマーケットの指数が下がったとしても上がる銘柄もあれば、いずれ買値を上回ることもあるでしょうし、制度を使えば少なくとも配当も非課税になります)。


単なる釣り広告・サムネであったとしても、このような主張をする人を私は信頼しないし、またその人の思考・能力がわかるリトマス試験紙だと考えています。