昨日の日経平均株価は一転大幅下落となりました。


しかし、ここもとの34年ぶりの日経平均株価史上最高値更新、空前のAIブームに、新NISA制度導入等々、我が国においても資産運用に関する熱狂的なムーブメントを感じつつあります。


私は、一昨年脳内出血で倒れたことで、FIREしましたが、以前は、一貫して金融機関に勤務していたことがあり、個別銘柄の売買について申請手続きや売買制限等の規制がありました。


元々、投資スタンスはファンダメンタルズ重視の長期分散投資スタイルではありますが、昨年来、退職後一定期間制限もあけたことで、業務上の規制がなくなったため、売買頻度は以前よりはるかに上がってきました。


自由に売買できることは、極めてありがたく、また楽しいことではありますが、昨年来のハイテク株等売買については、欧米は逆業績相場入りしたとの判断もあり、一部早売りしてしまったと反省しています。




そんなおり、フィデリティによる投資パフォーマンスと顧客属性の分析結果は、示唆に富んだものだとつくづく思います。




それは、


最良の投信保有者は、


      死んでいる人!




もっとも、私自身は、損益・パフォーマンス以前に、ファンドマネジャーでもなく、仕事でもなんでもない、何のしがらみもない一個人投資家となり、売買も、経済・マーケットを考えること自体、本当に楽しいものと実感しています。



ただ、個人投資家が結果としてパフォーマンスだけを望むのならば、日々の株価変動に、悪い意味で一喜一憂せず、死んだ人のように、マーケットと売買を忘れることが肝要かもしれません。