17日のNYダウは、終値ベースで初めて4万ドルの大台を突破しました。


2009年3月につけたリーマンショック後の安値6,547ドルから15年で6倍超の上昇となります。



今や米国企業の時価総額は世界全体の半分あまりまでなり、まさに一人勝ちの様相を呈しています。


我が国の株価も指数だけみれば遜色のない上昇率をみせていますが、ここ数年の急速な円安を考慮すればその分実質的に劣後しています。


もっとも、今後を見通せば、インフレと高金利、逆イールドと歴史的に割高な水準のバリュエーション等々、決して楽観視はできないようです。


特に相場下手で有名な我が国個人投資家の目が、米国株ばかりに行っているだけに、要注意だと妄想しています。