米国企業の時価総額合計が、世界全体の5割に迫っています。


一方で、中国・香港合計のシェアは、10%程度にとどまり、15年6月の2割近くから半減しているとのこと。


日本やインドにもマネーは流入していますが、基本的には、大規模な中国・香港からのキャピタルフライトの様相を呈している感があります。


循環論的には、いろいろなものは、集中と拡散を繰り返しているため、いずれ米国に集中した資金も拡散するかもしれません。

ただ、いずれにしても、富の象徴である世界の株式時価総額の半分が、米国一国に集中することは尋常ではないでしょう。



未来を予見するかのようなマネーが、キャピタルフライトを起こしているいま、近い将来、超弩級の出来事が起こることは、まず間違いないかもしれないと、高度脳機能障害からのリハビリ中のFIREした私は妄想しています。



2024年、25年は、OECDが予想する平穏な経済になるとは、到底思えません。