株主優待で、映画や飲食等をお得に楽しむことが、いまやブームとなっている感があります。


桐谷さんのように、もはや優待消化をすることが生活となっているような人、あるいは株式市場の発展のためを思った優待制度の隙間を悪用し優待クロス取引を利用する残念かつ淺ましい人もいるようです(さらに、それを自慢げにSNSで公開する神経には驚きます)。


しかし、少なくとも我が国特有の株主優待制度により、証券人口は拡大し、株主の人生を豊かにしてくれていることは紛れもない事実だと思います。


ただ、株主優待で還元率も高く人気のある飲食や映画というものは、その性格上、利用できる場所は、都市部、もっといえば、東京、大阪圏に集中しています。


逆にいえば、札幌、仙台、名古屋、広島、福岡でさえ、フル利用は叶わないほどでしょう。


そう考えれば、株主優待投資(決して優待だけが目的ではありませんが)を行うにあたり、東京都区部と大阪市内にしか住んでいない我が家は本当に恵まれていると実感します。