フジテレビ(CX)がついに、今11月時点で、民放・在京キー局において、テレビ東京(TX)をも下回り、ゴールデンタイムの視聴率が最下位に沈んだとのこと。


1980年代後半から90年代前半にかけ、在京キー局のトップからのこの凋落ぶりがいま話題になっています。


バブル期にはトレンディドラマで一世を風靡した面影はなく、前クールの「真夏のシンデレラ」、そして力を入れた今クールの「ONE  DAY」も視聴率は5%にすら届きません。


わたしも、それぞれ、初回だけ観てやめました。


バラエティも、「俺たちひょうきん族」や「笑っていいとも」あるいは「カノッサの屈辱」等、一時代を築いた面影はなく、お昼の「ぽかぽか」は、視聴率がほぼ連日1%割れで、通販番組より低いのではと揶揄されているようです。


また、今年の三が日に、Dr.コトーの再放送と映画を前面に押し出していたのは残念でもあり、寂しいものもありました(深夜0時25分枠とはいえ、系列の関テレで愛ノチカラを放映していたのは驚きました)。


フジテレビの不振の元凶は、権力を長年もちづづけるドンの存在にあるとの噂があるようですが、私にはその真相は知る由もありません。


一方で、ドラマに関しては、昨年秋ドラマで放映された「silent」、そして今クールの「うちの弁護士は手がかかる」を観ていると、復活の兆しを感じます。


やはり、鍵は、経営陣の刷新ではないかと、単なるFIREした高次脳機能障害からのリハビリ中の無責任な株主の一人としては思います。