金融マーケットがグローバル化して、昭和の時代から働いていた私が最近混乱していることがあります。
それは、値上がり・値下がりを示す、
色
です。
古来、我が国において、「値上がりは、赤。値下がりは、緑ないし青。」でした。
心理的にも、赤は盛り上がり、緑・青は落ち着かせる色であり、その気持ちを表してもいます。
しかし、欧米においては、なんと、
逆
です。
すなわち、値上がりは緑、値下がりは赤なのです。
最近は、グローバル化の流れもあり、メディアで表示されるヒートマップや株価ボードも値上がりが緑、値下がりは赤で表示され、さらにその度合いをいろの濃さで表されています。
一方で、まだまだ、国内では、従来通りのベンダーもあり、正直、すごく混乱します。
なんとかなりませんかね。
いまから36年前の10月19日のブラックマンデーの日、トレーダールームで、緑一色に染まって株価ボードを見て、
「緑一色(りゅーいーそー)だなぁ」
と呟いていた、ベテラントレーダーの言葉は、今でも鮮明に残っています。
いつかまた、同じような日がくるのでしょうか。
その時は、「赤一色だなぁ、」よりは絵になるフレーズのような気もします。
広瀬隆雄氏ことじっちゃまは、その時は、三洋証券勤務。
まだ、江東区塩浜の巨大なトレーディングルームができたのは88年5月なので、茅場町で見てたのかなぁ。
史上最高値更新をこの目で見れたからこそ、逆の暴落の歴史的瞬間に立ち会えたのは、FIREしたいまではいい思い出です。
日本株は相場サイクルは違いますが、欧米(香港都・中国は弾けている感があります)は、あの頃と、なんか似ているなぁ。