日本経済新聞社と日本経済研究センターが理論値として推計した「日経均衡為替レート」は4〜6月で1ドル=112円80銭、実勢レートとの差は同期間で17円となり、2004年に算出を始めて以来、過去最大になったとのこと。


また国際通貨研究所によると消費者物価指数に基づく「購買力平価」は、9月で1ドル=108円台。


マーケットが冷静さを取り戻した時、あるいは米国の景気後退が明確に意識された時、バリューエーションの理解が極めて重要になってくることを、20世紀の元ファンドマネジャーとして、老婆心ながらお伝えしておきます。