前回の続きで、エンジン腰上を組付けしていきます
前回の記事はこちら!
ヘッド、シリンダーが内燃機加工から戻ってきたので、組付け準備を進めていきます。
用意してもらったシリンダーが純正のシルバーで、この車両のエンジンはブラックに
塗装がされていたので、合わせて塗装します。
サンドブラストで元の塗装を剥がし、耐熱塗料で塗装&釜で焼き付けをします!
これで熱や、ガソリン、パーツクリーナーにも耐える塗装になります
今回使用したピストンとスリーブです。
ピストンは純正で復刻再販されたSTDサイズ、これを闇矢屋さんが
出しているスリーブを使い、ボーリングしました。
シリンダーや、ヘッド、ケースなど再販の無い部品は年々貴重になっていきます。
過度な改造よりも、大切に永く残していくことも大事ですね
シートカットしたバルブを擦り合わせし、ヘッドも準備完了です!
いよいよ組付けに入ります!
ピストンを組付け、
ボーリングしたシリンダーを載せます。
ヘッドを載せます。が、今回このエンジンは、ヘッドのみCB750F2の410ヘッドが着いていました。
CB750Kシリーズと、F2では腰上のオイルラインが少し違います。そのため、そのままヘッドを
載せてしまうとヘッドとシリンダー間からオイル漏れを引き起こしてしまいます
その部分の対策をし、組付けします
カムシャフト、ロッカーアームの摺動部はラッピングして組付け。
スムーズな動きにするためには、細かい部分が大切です!!
エンジンが完成し、積み込み、テストラン準備をします!!
このあとテストランして、オイル漏れのチェックと点火時期、キャブレターなどの
調整をして完成となります
作業依頼いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!
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