前回の記事はこちら!
足周りの作業が完了したので、エンジン始動へ向け進めていきます。
オイル漏れがあったヘッドカバーパッキンの交換と、タペットクリアランスの
チェック、調整をします。
カムチェーンも緩んでいたので調整します!
CBX1000だと、カムチェーンがA,Bと2本あり、テンショナーが汚れやバリ等で固着していることもあり
そうなっているとアジャスターのボルトを緩めてもカムチェーンが張れません
ヘッドカバーが外れた状態だとテンショナーが正常に作動しているか見えるので、チェックしながら調整できます。
タペット調整、カムチェーン調整が完了!
プラグコードも硬化していたため、交換しました。
無事にエンジン始動ができ、車検、ナンバーも取得したのですが
錆取りをしたガソリンタンクの上面が錆の影響で穴が開いてしまいました
お客様、塗装業者と相談し、オリジナルのペイントを残して修正、内部は
タンクライナーでコーティングをすることになりました。
もう一点不具合があり、低速や、開け始めの調子が悪くプラグが3,4,5番のみかぶってしまう症状があり、
チェックしていくとキャブレター3,4,5番のパイロットスクリュー取付部の穴が摩耗して大きくなっており、
そこからガソリンが余分に入り濃くなっていたようです。オーバーホールした際に気が付かず、すみません。
お客様へ連絡し、別の純正キャブレターを探して3,4,5番のキャブレターの入替えをしました。
テストラン、調整をして完成となりました!
納車までかなりの時間お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
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