CB750K6、納車整備のご紹介! | moto-JOY Blog

今回は、CB750K6の納車整備です。

 

エンジンヘッド周りより、オイル漏れがあるので

いつものように?腰上分解からスタートです。

マフラー、キャブレター等を外しエンジンを降ろします。

 

腰上を分解。

シリンダー、ピストンはSTDサイズ。

シリンダー内に錆があるので、0.25mmオーバーサイズピストンを使用しボーリングします。

ヘッドはEXバルブ、ガイドが摩耗しておりクリアランスが大きいのでガイド打ち換え、バルブ交換、シートカットをします。

 

クランク、コンロッドは問題ありません。

ヘッド、シリンダーを加工し送っている間に車体の整備を進めます。

 

フロント周りを分解。

ステムベアリングは交換してあり、良好です。

洗浄、グリスアップし組付けします。

 

キャリパーピストンに錆があり、漏れが出ていたのでピストンを交換します。

分解、洗浄しオーバーホール。

リア周りの作業へうつります。

 

スイングアームはブッシュの状態も良好なので、グリスアップし組付けします。

 

ブレーキシュー残量も問題ありません。

ブレーキぺペダルのシャフト部も外して、洗浄、グリスアップします。

スイングアームがついている状態だと外せない箇所なので、グリスの固着で

動きが渋くなっていたり、グリス切れで錆びついている車両もありますあせる

 

センタースタンドを取付したところ曲がりがあり写真だとわかりずらいですが、

車体が右側に傾いていますガーン

過去の転倒等で左側の足をかけるアームの部分を打って、内側に曲がっているようです。

プレス、万力、パイプ等を駆使して修正をします。

大方修正し、後はエンジン搭載後、マフラーを取付して干渉等を見ながら微調整します。

 

ヘッド、シリンダーが戻ってきたので組付していきます!

バルブ擦り合わせ。先日作業したCBX1000の1/3の数なので、物足りない気もします爆  笑

ヘッド完成。腰上を組付けしていきます。

カムシャフト、ロッカーアーム周りの摺動部は磨いてラッピングし、スムーズなエンジンを目指します。

エンジン搭載し、キャブレター他、エンジン始動へ向け組付けしていきます。

センタースタンドもマフラーと干渉があったので、ここで修正しておきます。

 

複数回テストラン、調整、修正をして完成となりました!

この度はありがとうございました!

今後とも、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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