とことん整備 8耐レーサー編 パート2 !!! | moto-JOY Blog

前回はエンジンを降ろし、ステム周りなどの作業紹介でした。

 

今回は、エンジン、キャブレター編ですウインク

 

 

搭載している状態では存在感が凄いのですが、置いてみるとかわいいニコニコ

 

では早速作業開始です。

何か不具合があったものではないので、まずはタペット調整から。

 

 

ぱっと見特に問題は無く、カムチェーンの張りも良い感じ。

タペットクリアランスはと言うと、EX、IN側で0.02mm~0.03mmの範囲でしかずれていないので

調整不要と判断し、あえなく完了。

お次はオイルパンを外してチェックと清掃です。

 

フロントスタンド用のアタッチメントと、カットされたジェネレーターカバーがいいですねグラサン

開けてみると、、、異物がほとんどありませんね。

少しありましたが、繊維状のごみが少し。おそらくウェスなどと思います。

(金属が出てこなくて良かったあせる

チェックバルブのシールなども良好。

抜いたオイルがとても綺麗だったこともあり、前オーナー様がしっかりメンテナンスされていたんでしょうね。

さあ、蓋をして、各ボルトの締付けチェック、漏れなどの後が無いのを確認してエンジンは完了。

 

お次はキャブレターです。

あれ?ファンネルが割れたのを修整してありますね汗

メインジェットが腐食したガソリンで染まっていますね。

フロートパッキンがつぶれてしまっていますね。

ニードルジェットを外すとしっかり腐食したガソリンが付いています。

しっかり洗浄が必要ですね。

スピゴットが緩く、簡単に外れてしまいました。これでは2次エアを吸ってしまいますね。

キャブ内部の洗浄後、これだけ汚れがありましたガーン

走れるからと言っても、しばらく乗らない時期があったり、ファンネル仕様だとこうなってしまうんですね。

ドレンを外してガソリンを抜くだけでも良いですし、ガソリン腐食を避ける為にも月に1回は100km程乗ってあげましょうねウインク

 

洗浄完了し、各部品を組み付けるのですが、フロート(白い浮き)の内部になにやら「カラカラ」音がします。

あっさり交換です。フロートバルブ、バルブシートも絶対にオーバーフローしたくないので交換。あとファンネルも。

他は洗浄でOK。そして組付け。

ほとんど新品みたいになりました爆  笑

キャブレター完成クラッカー

サスペンションも返ってきたので、組付けてエンジン搭載です。

次回はブレーキや、気になる?クイックリリース部などあげますので、お楽しみにクラッカー