【CB750K0】【不動修理】と【とことん整備】で復活!by Kiyosuke | moto-JOY Blog

ブログにアップするのが遅れましたが、2020年4月に行った、K様CB750K0不動車の復活作業状況をお伝えします。

 

モトジョイの初期の頃7~8年前?に購入いただき、長期保管されていたCB750K0が不動の状態で修理で入庫です。

見た目は替えずに、調子よく乗れるようにとの事で、ウオタニの取り付けをお勧めし、

その他、足回りはとことん整備で各部チェック、オーバーホールを行うことになりました。

中でもキャブの腐食が激しかったですが、モトジョイの在庫の良品パーツを流用し、オーバーホールして完成することができました。

バラシて各部点検ですヘッドパイプベアリングの状態点検

レースとボールのキズが目立ってますので交換です

ベアリングレースとボールを新品に交換、グリスもしっかり塗って組み立てていきます。

フロントブレーキキャリパーのオーバーホールとシール交換、フロントフォークオーバーホールしてシール交換とフォークオイル交換と進めていきます

 

リヤ周りはスイングアームのブッシュをやカラーを中心にチェック

古いブッシュをハンドプレスで抜き、新しいブッシュを入れます

カラーは状態が良かったので磨いて使用、スラストブッシュと白いフェルトリングは新品への交換です

 

リヤブレーキもカスがたまってきたなくなってるので、バラシて掃除とグリスアップ、ブレーキシューは新品に交換

ドライブチェンと前後スプロケットもチェック、スプロケットは掃除してきれいに、ドライブチェンはクリップ式でシールもないチェーンだったので、最近のシール付きでカシメタイプの伸びの少ないモノに交換

大変だったキャブレターオーバーホール、キャブの連結プレートが割れて溶接してある状態でしたので

在庫のキャブから移植して、スロットルバルブも傷が多いものは在庫キャブから移植、などなどを行って良いキャブが完成です

エンジンはタペット調整、カムチェンテンショナー調整、オイルエレメントとオイル交換

イグニッションシステムは定番のASウオタニを取付けます

他ではクラッチワイヤーアウターが破損状態

ガソリンタンクの内部錆とり処理をしたらなんと細かなピンホールが出てきたのでコーティング処理でおさえました

このような作業を終えて完成です!作業は大変ですが試乗して完成してしまうと達成感があり楽しいです、そしてお客様に無事納車して喜んでいただけるとさらに嬉しくなります、K様ありがとうございました。