早いものでドイツから帰国してもう1か月が過ぎようとしております。
先日ご報告しましたように「Hockenheim Classics 2018」に参戦してきました。
もうすでに「夢ではなかったのか?」と思える程、素晴らしい体験をさせていただきました。
言うまでもなく、たくさんの方々のご協力があったからこそ無事にレースを終え帰国する事が出来ました。
ご協力いただいた皆様、応援して下さった皆様へ心から感謝いたします。
時間と共に記憶が薄れていく年頃になりましたので、
記憶が消え去ってしまう前に下手な文章ではありますが
「Hockenheim Classics 2018 参戦記」としてブログに残そうと思います。
私「加藤 匠一」の目で見て感じた事を書いていきますので
今回参加した方々、全員の総意ではない事をご了承ください。
少しでも海外レースの素晴らしさが伝えられればと思います。
2018年9月4日(火) 関西国際空港 午前9時10分発 アシアナ航空 OZ115便
今年最大級の台風21号が関西方面に向かって急加速している時、
飛ぶか飛ばないか解らない飛行機に乗る為、参加者一同は朝4時に鈴鹿を出発。
道中は予想外に雨、風ともにさほど酷くなく、関西国際空港に着く頃は雲の隙間から陽が見える事もありました。
早朝の搭乗カウンターはたくさんの人が集まっていました。
若干遅れながらも無事チェックイン、手続きが遅れながらも完了したのでまず飛ぶだろうと一安心。
この便にはどうしても飛んでもらわないといけなかったのです。
なぜなら私達の次の便は前日に欠航が決まっていましたので…。
この時には私達が飛び立った後に台風によってあのような酷い状況になるとは誰も想像していませんでした。
もし、9時10分の飛行機が飛んでいなければ、今回のホッケンハイム参戦は全て水の泡になったはずです。
そう考えると奇跡的な幸運であったと思います。
インチョン経由でフランクフルト国際空港に到着。
この時台風の被害と北海道の地震を知ります。
皆で驚いたのが記憶にあります。
いざアウトバーンをホッケンハイムに向けて出発です。
車窓から見える家々がメルヘンチックな外観ばかりで
ここが間違いなく日本ではない事に気が付きます。
この時ー7時間の時差はまだ悪影響ありません。
長旅の疲れでほろ酔い気分。明日に備えて就寝です。
気温、湿度共に心地の良い爽やかな朝です。
午後からサーキットに行って車両確認の予定にしていたので、
午前中の空いた時間でポルシェミュージアムを見学してきました。
その後、ホッケンハイムリンクに向かいます。
ゲートにて週末のホッケンハイムクラシックに参加することを伝え
ピットに届いているはずの車両をチェックしたいと英語で説明。
どうやらスタッフのおじさんはドイツ語しか解らない様子…
結論、今日は他のイベントでピット使ってるから入れない。明日の3時以降に来い!
と言うことのようです。
仕方ないのでグランドスタンドからコースを見学。
目の前に広がるホッケンハイムリンク。まさかここを自分が走るなんて・・・。
この日は4輪の走行練習?が行われておりました。
走行ラインが気になってしまいますね。
スタンドから見ているだけでは飽き足らず、なんとサーキットホテルからコースに入れる事を発見。このサーキットでF1をやるの?と言う感じではありましたが、
歴史のあるコースに自分がいる事が何よりも感慨深いです。
しかも明後日にはこのサーキットを自分のレーサーで走るのですからドキドキが止まりません。
その後、サーキットに併設されているホッケンハイムミュージアムを見学。
外観とは裏腹に所蔵されているクラシックバイクのボリュームには圧倒されました。
大きな看板の前で記念撮影!!明日にはレーサーとご対面できるはずです!!
陽が傾いてきましたしお腹もすいてきたのでホテルに戻って夕食です。
ビールと一緒に美味しくいただきました。満腹です。
参戦記と言うより、観光日記になっていますが・・・。
いよいよ次の日からサーキットに入って走行の準備などが始まる予定です。
「その2」をお楽しみにお待ちください!!