前回の記事の最後に、圧縮が復活したことによる強烈な張り付きですが、
CRキャブレターではおなじみの症状なんですね。
街乗りではあまり高回転を使わないので気にならないですが、
コーナーの侵入から立ち上がる際に、スロットルバルブが吸入負圧によって
キャブレターの側面に字の通り張り付いてしまい、開けようとしたときに
これでもか!!と力いっぱいひねらないといけなくなってしまうんですね。
そうなると、アクセルが開いた時には思わず開けすぎたり、開いても微調整が出来ず、
マメシバさんの表現を借りると「スティッキー」な感じになってしまい、とても都合が
悪いんです。
そこで、さらなる新兵器を投入です!!!
ムム! なんだこれは!?
単体で見るとさっぱりわかりませんが、マメシバさんがリリースしているPEEK製リンクロッド
と、低レートリターンスプリングです。
どこの部品かというと
ドライバーで指している所が、
こう変わります。で、スプリングは、スロットルの戻り用のもので、
スロットル操作を軽くするために、標準より柔らかいばねの物になってます。
そして、
スライドピストンを滑りを良くするためにラッピング加工をします。
組み込んだ後に、スロットルの動きを確認すると、
まあびっくり!! 今までのは何だったんだ!! と思わせるくらい軽く動きます
マメシバさんの開発するオリジナルパーツにいつも「ありがたい」と感じさせられます。
これで張り付き対策は良し。 次は油温ですね。
隠し持っていた9インチ13段の一番デカいオイルクーラーを装着です。
取り回しはあえてのサイド回し!! ステーを作ってバンド止め仕様!!
サーモスタットは無し!! 冬場は確実にオーバークールですね
まあその時に何か対策するとして、DOR34は7/17。
もう、さんざん寒くなってますが、夏のレースでの記事を次回は書きますね。
では、また見て下さいね~