米倉Zのエンジンオーバーホール 対策加工編 | moto-JOY Blog
お待たせしております。やっとブログの続きをアップしました

まずはシリンダーヘッドから。
何をするにもまずは洗浄です。


醜かったオイルやけが、、、


ほらっ!! どうですか!?


お次はバルブです。


ちょっと鏡面加工をしてみたくて、頑張ってみました。もう少し頑張らないと
次のは重要な部分で、バルブリフターです。
これがカムシャフトに毎度毎度押されてヘッド内部で上下動しているので、
ここはしっかり鏡面加工してフリクションを軽減させます。いわゆるラッピング加工です。


ちょっとわかりにくいですが、カムシャフトのジャーナル部とカム山も加工


燃焼室は鏡面まではしませんでしたが、せっかくなのできれいに



そしてラッピング加工はとても楽しくて、あっという間に時間が過ぎるのですが。
しんどい作業もあります、、、


出ました。ボルトの折れ込み修理です。
すでにセンター穴をあけ終わり、いい感じに真ん中なのでまずは良しですが
これから逆タップやリューターなどあらゆるものを駆使して外します。


できた この頃には疲労とリューターで削った切粉にまみれてしばらく放心します。

しかしすぐに復活し、クランクケースの洗浄です。


これが、、、


でーん!!!

そしてクラッチアウターのリビルトです。


見事にスプリングが分割されてました。しかし本当に噛み込んだりしなくてよかった。

さ、今回のオーバーホールでの目玉に行きます!!!

ミッションのWPC加工です!!
これが、、、


こうなりました!!



パッと見は銀色に塗ったように見えますが、
シャフトに各ギアを組み込んでいる時に
「めちゃめちゃ滑るわ、、、」と何度もスライドさせてニヤッとしてしまいました。
WPCの前にラッピング加工をしただけでもいい具合にスライドしてたのですが、
この時点でもう期待大です!!!

そして、ギア抜けはどうしたかというと、


定番のアンダーカット加工をしました
しかし、2速に関してはこれが出来ないのですが、
一番ダメだった部分の新品がまだ手に入ったので、早速注文し、
新品が出ない所は、小加工して、なめた角を少しシャキッとさせました。
これで、まずは大丈夫でしょうというところです。



他にカムチェーンをアドバンテージ製の強化カムチェーンに

てか、元のチェーンが伸びまくっています

といった感じで、色々とやってみたかったことをぶつけながら、やっております。
本当はもう組みあがっており、順調にならしをしているのですが、
今回の報告はこれまでにして、次は組み付けと、ではどうなったのか!?
というのを報告します。興味のある方はお店に遊びに来て聞いてくださいね。
それでは、近いうちに報告しますのでお楽しみに~