商品車両 CBX1000 エンジン作業に着手!! | moto-JOY Blog
以前にもご紹介しました商品車両のCBXx3台!!

車体の組み立てが終わりショールームに並んでおります!!



CBXが3台並ぶと壮観ですね~!!



でもやはりエンジンが載っていないと迫力に欠けます・・・。

というわけで、エンジンの作業をスタートしました!

当店の納車整備は腰上分解整備が標準です!

まずはノーマル仕様の'80年式のエンジンから着手しました。



巨大なヘッドカバーを外すと4本のカムシャフトと24バルブが出てきます!

迫力満点ですね!



腰上分解完了!過去にオーバーホールされている程度の良いエンジンでした!



これらのエンジンパーツを洗浄して計測していきます!



ピストン外径測定。



シリンダー内径測定。

シリンダー内径からピストン外径を引いてピストンクリアランスを出します。

0.05~0.06mmですのでピストンリング交換をして再使用します。

バルブ廻りも分解して点検。

過去のオーバーホール時にバルブ交換もしくは研磨してシートカットされています。

バルブの当たりは良好、ガイドのガタも少ないので

洗浄して擦り合わせ、ステムシール交換で大丈夫ですね。

計測が終れば表面処理。

厳重にマスキングしてサンドブラスト、その後脱脂洗浄、耐熱ペイントして焼き付けです。



焼付けをすることで耐熱塗量は強固な皮膜となり溶剤に強くなります。

焼付けしないとガソリンなどですぐ剥がれてしまいます。



シリンダーヘッドもピカピカになりました。

この後バルブ擦り合わせをしてヘッドを組立していきます。

また作業が進みましたらご報告いたします!!

こちらの車両も目を付けてらっしゃるお客さまがいらっしゃいます!!

お問合せ、ご予約はお早めにお願いいたhします!!