M様のCB750K1 車体組み立て!! | moto-JOY Blog
下準備が大体終わったM様のCB750K1。

各部の組み立てに入っていきます。

組み立てる前にもう一度洗浄、点検をして

綺麗に仕上がった部品に傷をつけない様に作業を進めます。



バフ研磨をしたハブに新品のリムとスポークを組み付け。

ホイールベアリングも今回は新品に交換。

この後スポークを張りリムの芯出しをしていきます。



新品タイヤを取付け、研磨したディスクローターを組み付け。

シャフト、ボルトは再メッキ、又は新品です。



裏側はこんな感じ。

これが40年前のバイクのホイールとは誰も思わないでしょう。



リヤホイールも同じ様にタイヤを取付け、スプロケット等取付け。



ブレーキパネルもバフ研磨してありますので

ブレーキは必然的にO/H。今回はブレーキシューも新品です。

フロント同様に新品ボルト、再メッキパーツで組み付けです。



バフ研磨が終わったアウターチューブにインナーチューブを組み付け。

今回は新品のインナーチューブを使いました。



足回りの各部の準備ができてきたのでフレーム側の準備です。

ステムベアリングは無論新品交換。

スイングアームブッシュも新品に打変えます。

ハンドリングに影響する重要箇所ですので。



フレームのネジ山は全てタップ、ダイスを通して修正。

センタースタンドを取付けていよいよ立ち上げです。

この状態だとバイクだかなんだか解りませんね。



ブッシュ交換したスイングアームとリヤサスを取付け。

今回、リヤサスは新品です。

新品か中古再生かはお客様のご予算と相談になります。



準備しておいたリヤホイールを仮で取付け。

新車にしか見えないですね。



続いてフロント周りの組立て。

準備しておいたステムとトップブリッジを取付けて

フロントフォーク、フォークカバーを同時に組み付けていきます。

黒と銀しかなかった車体にようやく色の付いた部品がつきました。



引き続きフェンダーとホイールを組み付け。

どんどんバイクらしくなっていきます。



今回、外装はK0仕様ですのでキャリパーはシルバーにペイント。

マスターもパウダーコーティングですので必然的にブレーキは完全O/Hです。



メーターもフルリビルドです。

国内仕様のkmです。貴重です。

どう見ても40年前のバイクではないですね・・・。



テールランプ、リヤフェンダー取付け。

今回は前後フェンダー新品です。

テールランプ回りも新品パーツです。

この辺はお客様との相談で決まっていきます。



メインハーネス、各部に電装品を取付けてバッテリーを繋いでチェック。

これで車体の方はひとまず完成になります。



フロント周りのアップ。

非の打ち所がありません・・・



リヤ廻りも同様にピカピカです。


各部オーバーホールした車体ですので安心して乗っていただけます。

この車両に乗る事ができるM様は幸せですね~。

このように一つずつ仕上げたパーツを組み立てていきます。

手を入れていない箇所は無いので不安がありません。


さて、車体が完成しましたので引き続きエンジンの作業をしていきます。

今回のエンジンは耐熱シルバーペイント、カバー類バフ研磨仕様ですので

見た目も新車の様になります。

無論、内部もしっかりオーバーホールいたしますので

美しく快調なエンジンに仕上げていきます。

エンジン編はまた次回に!!

続きをお楽しみに!!