各部の組み立てに入っていきます。
組み立てる前にもう一度洗浄、点検をして
綺麗に仕上がった部品に傷をつけない様に作業を進めます。
バフ研磨をしたハブに新品のリムとスポークを組み付け。
ホイールベアリングも今回は新品に交換。
この後スポークを張りリムの芯出しをしていきます。
新品タイヤを取付け、研磨したディスクローターを組み付け。
シャフト、ボルトは再メッキ、又は新品です。
裏側はこんな感じ。
これが40年前のバイクのホイールとは誰も思わないでしょう。
リヤホイールも同じ様にタイヤを取付け、スプロケット等取付け。
ブレーキパネルもバフ研磨してありますので
ブレーキは必然的にO/H。今回はブレーキシューも新品です。
フロント同様に新品ボルト、再メッキパーツで組み付けです。
バフ研磨が終わったアウターチューブにインナーチューブを組み付け。
今回は新品のインナーチューブを使いました。
足回りの各部の準備ができてきたのでフレーム側の準備です。
ステムベアリングは無論新品交換。
スイングアームブッシュも新品に打変えます。
ハンドリングに影響する重要箇所ですので。
フレームのネジ山は全てタップ、ダイスを通して修正。
センタースタンドを取付けていよいよ立ち上げです。
この状態だとバイクだかなんだか解りませんね。
ブッシュ交換したスイングアームとリヤサスを取付け。
今回、リヤサスは新品です。
新品か中古再生かはお客様のご予算と相談になります。
準備しておいたリヤホイールを仮で取付け。
新車にしか見えないですね。
続いてフロント周りの組立て。
準備しておいたステムとトップブリッジを取付けて
フロントフォーク、フォークカバーを同時に組み付けていきます。
黒と銀しかなかった車体にようやく色の付いた部品がつきました。
引き続きフェンダーとホイールを組み付け。
どんどんバイクらしくなっていきます。
今回、外装はK0仕様ですのでキャリパーはシルバーにペイント。
マスターもパウダーコーティングですので必然的にブレーキは完全O/Hです。
メーターもフルリビルドです。
国内仕様のkmです。貴重です。
どう見ても40年前のバイクではないですね・・・。
テールランプ、リヤフェンダー取付け。
今回は前後フェンダー新品です。
テールランプ回りも新品パーツです。
この辺はお客様との相談で決まっていきます。
メインハーネス、各部に電装品を取付けてバッテリーを繋いでチェック。
これで車体の方はひとまず完成になります。
リヤ廻りも同様にピカピカです。
各部オーバーホールした車体ですので安心して乗っていただけます。
この車両に乗る事ができるM様は幸せですね~。
このように一つずつ仕上げたパーツを組み立てていきます。
手を入れていない箇所は無いので不安がありません。
さて、車体が完成しましたので引き続きエンジンの作業をしていきます。
今回のエンジンは耐熱シルバーペイント、カバー類バフ研磨仕様ですので
見た目も新車の様になります。
無論、内部もしっかりオーバーホールいたしますので
美しく快調なエンジンに仕上げていきます。
エンジン編はまた次回に!!
続きをお楽しみに!!