皆さんこんにちは(*'▽')
もとあっしーずのしらたきです！
今回は、「ヘッドライトのヒューズが交換してもすぐに切れてしまう。」とご相談をいただきました。
車両は、YAMAHAのマジェスティ250です。
さっそく点検開始
右側のステップボード内にバッテリーとヒューズボックスがあります。
蓋を開けると確認できます
ヒューズボックスの中のヘッドライトヒューズに、点検用のヒューズをつけます。
ん
切れずにヘッドライトが点灯します
実はこれが一番困るパターンで、
症状が出ないと、怪しいところをしらみつぶしで修理しないといけないと言う、時間の掛かるケースです
でも何もしないと始まりませんので、
フロントカウルを外してヘッドライトの配線のチェックからです
しかし、いきなり怪しい場所を発見
カウルに固定されているはずのヘッドライトレンズがガタガタやん
レンズのガタは後で修理しま～す
まずはこの配線が怪しいですね
怪しい所は修正しておきます
これで大丈夫です
それからヘッドライトレンズのがたつきですが、
カウルの裏からレンズを見ると
左右４ヶ所のステーの内、右側の上下2ヶ所が割れてしまって固定されておりません
カウルから外すと分かりやすいです。
これが左側
こっちが問題の右側
これもトラブルの元になる可能性がありますので、
応急処置ですが、固定できました
ちなみに、このガタつきが原因と思われるヘッドライトの電球切れも発覚しました
この車両は2灯なので、片側が切れても気付きにくいですね
カウルを戻してエンジンを掛けてみます。
とりあえず大丈夫です
念のため試運転してみます。
しばらく走行して大丈夫だった・・・が、また切れました
（試運転は日中の明るい時間に走行しているので、いつ切れたか分かりませんでした）
一体どこでショートしているのでしょうか
迷宮入りしそうな雰囲気満載
「純正のハーネス（配線）がそんなにダメになるはずは、ないよなぁ」と、思った矢先に、やっと症状（ヒューズが切れる瞬間）を確認できました
さっきまで何ともなかったのに、ハンドルを左右に切った時にヘッドライトが消えた（ヒューズが切れた）のです。
という事は、ハンドルに行ってる配線の中で一番怪しいのは・・・これだ
この線を辿っていくと、その先は
後付けのグリップヒーターでした
お客様に連絡をして許可をいただき、グリップヒーターのカプラーを外し電源供給を止めてみました。
ヒューズ切れの症状は出なくなりました
再度カウルを戻して試運転をしても、今度は大丈夫
結果、後付けのグリップヒーターの配線が悪さしていたと判明しました。
修理完了です
これで安心してお乗りいただけますね
【取り扱いメーカー】
・HONDA
・YAMAHA
・SUZUKI
・Kawasaki
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