皆さんこんにちは(*'▽')
もとあっしーずのしらたきです!
今回は、当店のブログに何回も登場しております極上車のNSR250R(MC21)SEの、フォークオーバーホールをしていきたいと思いま~す
さて今回はただオーバーホールするのではなく、
純正フォークをバージョンアップさせちゃいます
それがこちらの「ハイパープロ」のフロントスプリングを組み込んでいきます
ハイパープロの効果はコチラを参照
早速フロント周りを外していきます
車体からフォークを抜く前に、
トップキャップを少し緩めておきます。
そして、下のドレンボルトもこの時点で緩めておきます
そうしましたら、フォークを車体から抜きます
セパレートハンドルのバイクなので、ハンドルバーをS字フックでトップブリッジに吊るしておきます
先程緩めておいたトップキャップを外していきますが、
スプリングが入ってますので押さえつけながら外します。
外れました
次に減衰調整付きのフォーク(カートリッジ式)なのでトップキャップとダンパーを分離
これでダンパー部分が残りました。
スプリングを抜いて、
オイルを抜いて、底のドレンボルトを外します
ダンパーを抜いて
後は普通のフォークと同じですね
ダストシールを外し~の
クリップを取り~の
ガンガン引っ張りーの
外れ~の
こんな感じで普通のフォークより少しだけ部品点数が多いですね
ここから再利用する部品を綺麗に掃除します
フォークのアウターですが、
底に汚れが溜まっております
パーツクリーナーで綺麗にしてあげます
わかりますかね
アップにすると分かりやすいです
再利用出来ない(しない)部品は交換します
Oリングやシールなどのゴム部品は絶対交換です
ここから組み上げていきます
スライドメタルを打ち込んで
オイルシールを傷付けないように
マスキングテープで養生して
オイルシールを打ち込んで
ダストシールをはめました
さて今回の目玉アイテムである「ハイパープロ」のフォークオイルを注入します
純正指定のオイルが10番に対して20番です
固すぎないのでしょうか
ドキドキしながら注いでいきます
エア抜きをしますが
凄くダンパーが利いて重いので、結構大変です
暫く時間を置いてから指定された油面に合わせます。
(純正の油面高さと違います)
油面調整が出来たらスプリングを入れます。
これも向きが純正と逆で指定されてました
(純正は密になっている方が下になりますが、ハイパープロは上にします。)※車両により異なります。
後はカラーとワッシャーを入れてお終い・・・ではなく
ここからもうひと調整します。
とりあえずトップキャップをダンパーに取付けしたら
減衰調整ダイヤル?を回してクリック数を確認します。
この車両は以前別のお店でオーバーホールした時にここの調整をせずに組んでいたらしく、左右で調整クリック数が
違っていました。
ちなみにMC21は13段階(12クリック)するのが正解です。
こんな感じで緩めてはクリック数を確認して、ダメならまた緩めて確認してを繰り返す地味な作業ですが重要な部分なので、
しっかり合わせます。
出来たらもう一度クリック数を確認
大丈夫ならトップキャップを閉めます。
これもスプリングの反力があるので、上から押さえつけながら閉めます。
ここの最終締め付けは車両に戻してからです。
これで完成しました。
お客様に許可を頂き試乗チェックしました
久しぶりに驚きました
(ラジアルマスターを体感した時以来です)
こんなに素晴らしいアイテムが2万円程で買えるなんて素晴らしい
これは試す価値があると思います。
個人的にはサーキット向けではなく、どちらかと言えばストリート用の商品という感じがします。
言葉で表現するのが難しいのですが、
わざとマンホールなどの上を走ったのに路面の凹凸を感じないと言うか、物凄く綺麗な路面を走っている感覚です。
それでいて少しハードなブレーキングをしても、奥でしっかり踏ん張ってくれます。
「良く動く足(サスペンション)」とはこう言う物なんでしょうね
これなら街乗りはもちろん、ツーリングがさらに楽しく疲労感も減ると思います
あっ
決してハイパープロの回し者ではありません
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