みなさん、こんにちはニコニコ

 

今回は、バルブクリアランス調整と

プラグ交換・プラグコード交換のご依頼を頂きましたキラキラ

KawasakiのZZR1100(D1)で~すルンルン

 

 

こちらの車両は普段からオーナー様がメンテナンスをされていますので、とても綺麗な車両ですニコニコ

 

 

まずは、バルブクリアランス調整から始めます。

ここでバルブクリアランス調整について少しお話をします。『調整』という位なので隙間がズレていることを意味します。バルブクリアランスが狂った時の症状は幾つかあります。パワー低下のトラブル、アフターファイアーが鳴る、エンジンが異様に熱くなったりと様々な不調が出だしたらバルブクリアランス調整をしてみましょう!濃いのが原因では無くて、以外にも薄いのが原因だったりします。吸排気が上手くいかずに薄くなることで起こる現象です。

 

バルブクリアランスは金属の消耗によって徐々に狂ってきます。そうして開いてしまった隙間を調整するのがシムという金属パーツです。隙間の開き具合によってシムの厚さも調整していきます。

 

 

さぁ!ではいざ作業スターートびっくりマーク

タンクを外して

 
エアクリーナーボックスも外します
(キャブレターは外しません)

 

ヘッドカバーが外れました拍手

カムシャフトとご対面ルンルン

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バルブクリアランス調整にはこちらの工具「シックネスゲージ」を使用していきます。リーフと呼ばれる一枚一枚厚みの違う薄い金属板をすきまに差し込んでそのすきまの寸法を隙間を測定していくのです。なので、すきまゲージとも呼ばれています。

 

よく見えませんが、現状のクリアランス(隙間)を測っていきます。

計測した数値をメモに記録します鉛筆

 

そして次にシムの計測。

シムの厚さを測り、先ほど計測したクリアランスと比較キョロキョロ

隙間が大きい箇所はシムを厚く、隙間の狭い箇所はシムを薄くという感じで調整しますグッ

 

このバイクは、吸気バルブと排気バルブと16箇所ありますので作業を繰り返していきます。

これをじ~っくりと時間を掛けて慎重におこなっていきます。根気のいる作業です照れ

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車両から離れる際には、細かい埃などが付着しないように保護をしておきます。

 

注文した新しいシムを組んで、

再度クリアランスを確認しますパー

全て規定値内にある事を確認出来たら、

バルブクリアランス調整はこれにて完成!

何とも言葉でも写真でも説明が難しい作業ですチュー

 

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次にプラグコード交換と

プラグ交換をしていきます。

 

こちらお持ち込み頂いた部品です。

NGK パワーケーブル KB1B

NGK CR9EIX

 

 

まずはプラグ交換。


 

プラグの状態はこんな感じでした。

 

 

最後にプラグコードの交換をしますニヤリ

 

今回のバイクはイグニッションコイルからプラグコードが引き抜けるので、ジョイントを使わずにダイレクトに接続できますグッ

※プラグコードが抜けない車両もあります注意

 

説明書だとこの子(ジョイント)を使用して繋げるのですが、

それを省いて直接アクセスしてあげる事によって

スムーズに火花が飛ぶようになります・・・多分てへぺろ

 

ただ、NGKのパワーケーブルは純正のプラグコードより一回り太いので少しだけ加工をしますうずまき

 

穴を大きく加工して入るようにしました。

 

プラグコードは元のコードと同じ長さでカット。

 

直接つないだ状態がこちら。

 

 

 

青いプラグコードがカッコイイキラキラのですが、残念ながらほぼ隠れてしまいますガーン

 

ビフォー

 

アフター

 

 

後は外した物を元に戻して作業完了です拍手

 

本当に中まで綺麗にメンテナンスされている車両でした。

 

 

これにて無事にご返車照れ

 

ありがとうございましたニコニコ

 

 

 

 

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