罹患から33日目。
睡眠がよく取れず、中途覚醒と、早朝に目が覚めてからもう眠れず。
そこから心拍数が上がり動悸もしてきて精神的に不安定な状態になり、腹痛がして下痢にもなる。

精神不安で、とても普通に過ごせる状態ではなかったため、昨日も行ったけど、この日もまた耳鼻科へ行く。
先生に症状と不安感を相談する。
①耳の奥がずっと痛い
②声が出しずらい、痰、ゼーゼーする
③睡眠障害
④精神不安、食欲不振、下痢

それで、やはり上咽頭擦過療法(EAT)を受けることにする。事前に副作用などの説明は受けており覚悟はできていた。

カメラで見て、やっぱり上咽頭が腫れているとのことで、そのまま治療へ。


鼻麻酔をして鼻からと、喉からと擦る。

綿棒にはしっかりと血が滲み、しばらく血が混ざった痰も出た。

血が出るということは上咽頭に炎症が起こっているということだから、原因が上咽頭だったのかと思うと、ちょっとホッとした気持ちもあった。


治療は、かなりの痛みの覚悟をしていたので、その覚悟ほどは痛くなかった、という印象。

とはいえ、痛みは人それぞれだからなんとも言えないけど、わたしはこの痛さなら、耐えられる、もっと早く治療を始めていればよかったと思った。


それでも初回治療の不利益(副作用)はかなり長い時間あった。6〜8時間くらいかな、ジンジンして痛みがなくなるまで時間はかかった。

血が混じった痰は数分間あり。

飲食は普通にしてよかったが、痛みで食欲はない。

体はダルい。動けるけど、頭がモヤっとして不安感でいっぱいになり、安定剤を飲む。

1日中体と心がちぐはぐな感じで、夜は入眠剤を飲んでもなかなか眠れなかった。


今回、EATを受けるにあたり、かかりつけ耳鼻科の先生が、コロナ禍よりずっと前から上咽頭治療をされていたのを知っていたので、治療も信頼できた。他の先生だったらもっと躊躇しただろうと思う。


わたしは過去に卵巣嚢腫の手術を受けた病院(先生)選びを失敗している。手術予後が悪く、傷跡がまだ痛々しく残っている。先生を信頼できなかった。その先生も翌年に辞められ、別病院に勤務されている。

傷跡を見るたびに、もっと慎重に情報収集して、セカンドオピニオンもすればよかったと今でも後悔している。

だから、これから先の未来で、手術とか治療が必要な時、病院選びは慎重にと考えてしまう。