前回の記事で書いた分筆登記の費用についてです。
前提としては境界が確定している必要があります。
境界が確定していない場合、そこで結構な費用(50万以上とか)がかかることもあるようです。
境界は確定しているものとして、分筆をするのにかかる費用をネットで調べると、15万から20万ぐらいかかることが多いようです。
そして我が家の分筆にかかった費用ですけど、
25万
うーん、高いですね
もちろん高いには理由がありまして、納得の上での依頼ではあります。
内訳はというと、
事前検査調査費 10000
立会費 36000
高圧線協議費 100000
上記に対する消費税 14600
値引き -600
土地家屋調査士報酬明細
登記申請手続き 80000
消費税 8000
登記免許税 2000
以上を合計すると25万になります。値引きに関しては端数を捨てている感じです。
こうしてみると「高圧線協議費 100000」が高いです。税込みで考えると11万も増えている。
我が家の土地固有の問題なので、これがなければずっと安くなります。
高圧線協議費を引けば相場の金額になります。
なお、分筆した境界に境界標を設置すると3万(税抜)が加算されるとのこと。
自分の敷地内に境界標を設置する意味がないので、やらないでもらいました。
正直なところ、10万の協議費用はかなり高めに設定されているとは思っていて、相見積もりをすれば半分ぐらいには圧縮できたかもしれません。
が、見積もりを出すまでの間に色々とサポートしてもらえたこと、あとは東電関連で無駄に長いこと時間を取られていたので(なんやかんやで1年以上)、もうさっさと終わらせたいという気持ちもあって依頼することにしました。
以上、普通に分筆するだけだったら17万ぐらいで済むというお話でした。
東京23区内という条件です。
余談。
今更ながら思ったのは、こちらが東電から聞いた話をしっかりと測量会社に伝えて、測量会社と東電とのやり取りをなくすようにすれば10万は浮いたのかもしれません。
これはできたはず。
こちらとしては楽をさせてもらってはいるし、なにか問題があったら測量会社さんに責任を問えるというのもあるので、高めではあるものの安心代ではあるのですけどね。
インチキ野村不動産に関わってしまったこと、タマホーム不動産が潰れるなど色々とあり自分で手探りでやることが多く、頼ってしまったほうが楽だわと思ったのは仕方がない面もあり。
何事も経験でしょうか
今回のポイント
分筆費用は20万を見ておけば問題ない。