私の出張中、息子が発熱。

私が出張に行くと必ず自宅では何かしらのハプニングが起きるというジンクスまで出来ている。

息子急病とは言うものの、家内もまだまだ体力的にも対応できない為、病院には私の実家に、食料等は家内の実家の母にと家内が要請した。


病院もとりあえず済み、今回のハプニングは息子の熱だけで済むと思っていたのに…。


療養中で体力がなく必要最小限の事を家内は懸命にやっているのに…私も仕事と調理等家事をこなすだけでいっぱいな事わかっているはずなのに、家内の母は片付いていない我が家の玄関を見て、ため息なのか、馬鹿にしてるのか知らないが、娘に極めて不快な気持ちにさせていったという。


家内は激しく怒ったらしいが、こんな事何度目だろうか…。


精一杯やっててもできないのに…というか、義母ご自身、しょうじき言って部屋汚いのに、、、そして肝心な事だけそつなくやってくれればよいのに、それも微妙なくせに、どうでもよい事ばかり口や態度に出して、病人の娘を不快な気持ちにさせてばかり…。

ハプニングは息子の熱だけでもキツイのに…。何で、どうでもよいが心を蝕む行為を置き土産にしていってくれたんだ…。

こんなら頼まない、、頼らないほうがましではないか…
関わってきた業界のさらなる普及促進に何かできることがあるはずだ…。2年ほど前、そう思っていたちょうど同じ時期、直属の上席と仕事の方針が合わなかった。部署全体の売上が上がらず、上席の方針に苛立ちを強めてもいた。


自身は新規分野で売上を上げていた。上席の方針にも意見を具申したが、方針は変わらない。

ふと気がつくと、直属の上席は少し年上。挙げ句、部署では私が一番年下で、このままでは意見も通らなければ、上がり目もない。

そんな思いを抱える中、ふと気がつく。

「関わっているクライアントの業界。さらなる普及に皆、何も打てずにいる。だったら、自分が作れば良いのではないか?」

そう心に浮かんだ。

そんなある日、課長への昇格の話が出た。他部署の業務を一部兼務する形だが、少しは前向きに考えられる話であり、それはそれで嬉しくもあり、頑張りますと受諾した。


しかし、それも蓋を開けたら、業績不振のため、兼務は変わらずに昇格は凍結された。

「だったら、自分のイメージを実現させる」

自分のイメージを実現させる夢と会社への失望感が交錯した。

幾人もの経営者の方に自分のイメージ…つまり起業に向けた考えを相談すると、イメージに対して、賛同を得ることができた。

一方で、現業については色々、個人的な感情はあったが、絶対手を抜かないと決め、全力で取り組んだ。

おかげさまで新規クライアントの開拓という難しい課題だったが、目標以上の成績を上げることができた。

起業を考えながら現業で全力疾走する中で、一社員という意識から経営陣的な考えに変わってもいった。すると、不思議なことに、約50年前、現業を立ち上げた現業社長に対する尊敬の念も強まっていった。

現業社長や相談に乗っていただいていた起業家のようになり、肩を並べたい。そんな意識が高まっていった。

しかし、仕事で手を抜かないと決めた一方で、起業にふりむける時間がなかなか取れず、アンビバレントな気持ちを抱えたまま時間だけが過ぎて行く…。


そんな時、相談させていただいた起業家のF氏が、一つの方向性を示してくださった。

わがまま勝手を承知の上で、私は自身の起業を前提にF氏の組織を手伝わせていただきたい、と申し入れた。


起業した場合、自分が作ろうとしている組織が、間違いなくF氏が今進めている事業を必要とするし、F氏の組織にもメリットが出せる…起業した際には、提携してF氏の組織のさらなる業績向上に寄与する…。これを基本に考え、勝手を承知だが、一緒に仕事をさせていただきたいと申し入れた訳だが、数年前にご自身が起業されたF氏は、こんな勝手な言い分にも理解を示していただき、私に「ぜひ、手伝っていただきたい」と言ってくださった。


そして、私の気持ちが決まった。


現業社長は私が抜けると困ると言い、引き止めてくださったが、しかし、待遇等の具体的な何もなかったこと、そして何より社長のありがたい言葉を受けても自分の気持ちが変わりようがなかったことから、15年お世話になった組織を正式に辞め、新たな道を歩くことになった。
当然、新たな道はこれまでとも違う大変さがあるだろう。

しかし、自分が起業すると決めた今、それは当たり前のこと。起業すれば、それ以上の様々なことがある。

とにかく今は前進する時。


やる。

私は妻とともに描く夢を現実にするため、やる。
14年お世話になった現業代表との話し合いが終わりました。

正式に4月、退職して新たな生活が始まります。

独立起業するのが目標であることに共感していただき、そのステップとして受け入れてくださったF氏に恥じない役割を果たすため、努力していきます。