砂糖が生活習慣病の高血圧症や心臓病や糖尿病にとって、悪影響を及ぼしていることはほとんどの人が知っている。

でも、砂糖は脳に快感を与えるので、止めようと思ってもなかなか止められない。

一方、甘いものが、場を和ませ、重苦しい空気さえ、変えてしまう、魔法のような力をもっていることも私たちは知っている。

 

でも、昨日読んだ新聞記事や先日の週刊誌の記事を見ると、やはり砂糖は悪い奴のようだ。

 

新聞の記事は、甘味飲料の摂取は鬱病のリスクを上げる と書いている。

国立精神・神経医療研究センターの研究グループの発表によると、中高年の8、5万人の対象者を調べたところ、甘味飲料を摂取していた人は5年後、鬱病リスクが飲まない人と比べて、2.3~3.6%高かったそうだ。

 

砂糖や糖分の大量摂取は脳神経の機能低下に影響すると考えられ、それらの摂取を控えることが鬱病予防につながるそうだ。鬱っぽい人に、甘い物でも食べて、元気だそう、なんて言ってはいけないのね。

 

「週刊文春」の記事は、加齢性難聴の予防について書いていて

 

1,イヤホンを1時間以上連続で使用しない

2,毎日おやつに甘い物を食べない

3,週に1回以上硬い耳かきで耳掃除をしない(するなら綿棒で)

4,ほうれん草、枝豆、アスパラを食べる

5ジョギングをしたら、ストレッチをする

 

とまとめている。

 

難聴の原因の一つが栄養過多とは知らなかった。

特に糖尿病は合併症として、血管障害を起こし、それが難聴につながるという。

 

そして、難聴は認知症とも無関係ではない。

 

そういえば、義母が、突然受け答えがおかしくなって、耳が聞こえないというので「認知症か!」と覚悟をしながら、耳鼻科に連れていったら、お医者さんがびっくりするような大きな耳垢が取れたことを思い出した。大きな耳垢は、自分でなんとかしようとするのはダメで、お医者さんにお願いするのがいいようだ。