普段の買い物は、9割は「ツルヤ」さん。地元で評判のいいスーパーマーケットだ。

野菜が新鮮なことと、お魚も新鮮で、肉類の解凍が上手だと思っている。

店員教育もきちんとしていて、気持ちよく買い物ができる。

セミセルフレジだが、まったく問題はない。

 

もう一軒のスーパーは、肉類の解凍が下手だったり、外国の野菜が普通に並んでいるので、めったに行かない。今日は時間がなかったので、そちらへ行ったのだが、改装中で、店内でコンクリートを壊すような音のする中、営業をしていた。工事個所はカーテンのようなもので仕切られ、売り場が、以前とはまったく違い、思いもよらない場所に野菜売り場があったりして、とまどってしまった。

 

そこも、以前からセミセルフレジだったので、楽天カードを出して、スキャンしてもらうつもりでいたら、完全セルフレジに変わっていた。セルフでもいいのだが、心の準備ができていなかったので、いやだなと思ってしまった。

 

品物のスキャンはしたことがあるけど、カードのスキャンはどうすればいいの?

それに、今日は「地域振興券」も使うつもりなのに・・・・・・

案内の店員さんがいたので、声をかけて、やりかたを教わった。年を重ねると、人に聞くことは平気になってきた。

 

他のスーパーのセルフレジより、最初の画面、余計な文字が多く、わかりにくいレジだとも思った。

ブログで、セルフレジで大きなお札で支払いをし、小銭のおつりは受け取ったが、お札のお釣りを取り忘れたという失敗談を載せていた方がいた。

あれこれすることが多いと、じゅうぶんありうる事だと思った。

小銭がとりにくくて時間がかかったりしたら、なおさらだ。買った物を置いてくるかもしれない。

 

昔、何かの研修会に参加した時に、高齢者の指先は、薄い手袋を2枚はめているくらい、感覚が鈍くなっているのです。と教わったことを思い出した。そうだとすると、現金での支払いより、カードでの支払いの方が高齢者向きだ。

 

かといって、80歳を超えた人に新しくクレジットカードをすすめるのもねぇ。

 

以前、過疎地で、無人のお店を実験的に作るというTV番組をみたことがある。

携帯電話会社や役場の人が、丁寧過ぎるくらい説明したあと、村人がした質問が

 

「はなしはわかった。それで、クレジットカードつうもんは、どこで売っているだい?」だった。

 

あれから7~8年は経っているが、クレカを使わない高齢者の意識は、たいして変わっていない。