誰にも言わないで、なんて言われると、誰かに話したくなる。

話すわけにはいかないので、書くことにする。

 

狭い地域でのことだと、すぐ「ああ、あそこの話ね。」ということになるが、東京で起きたことだったら、大丈夫だろう。

 

友達の娘さんが、とても多忙な部署で、働いている。

そこに、4月、人事異動で他の部署から新しい人が来た。ところが、3日目に、自分には無理なので、他の部署へ異動させて欲しいと上司に申し出た。それが、できなければ

明日から療養休暇をとりますと言ったそうだ。

療養休暇というのは、病気の人が取得できる権利だが、病気にならなければとれないはずだが、昨今の精神科医はいとも簡単に診断書を出してくれるので、本人がその気になれば療養休暇がとれる。

 

人手不足の今なので、会社は、その人を3日で他の部署へ異動させた。

その後がまに、他の人を異動させたのだが、その人は4日目に診断書をもってきて療養休暇を申し出たそうだ。診断書を持ってこられれば、認めるしかない。

 

その結果、友人の娘さんは4月から休日出勤が続き、一日も休みが取れていないそうだ。

「お母さん、もしわたしが、突然の脳溢血とか心筋梗塞で死んだら、会社を訴えてね」と

母親にラインを送って来たそうだ。

 

一日も休みが取れないなんて、異常だ。

上司に訴えても、人を入れてくれないという。

 

社員は、消耗品ではない!