二階の部屋の掃除機をかけた後、下におりてきたら、家の電話が鳴った。
出てみると「アマゾンの配達員ですが、さきほどチャイムを鳴らしたのですが、お返事がなかったのですが、お宅にいらっしゃいますか」という電話だった。
チャイムを聞いた覚えはない。
もしかすると、離れの方に行ったのかと聞いてみたが、そうではないらしい。
「○○さんのお隣で、壁の色は〇色ですよね。」というので、そうだと答える。
今から行っていいかというので、もちろんと答える。
二階で掃除機をかけていたので、聞こえなかったらしい。
今日、届く予定の荷物があるので、疑う事なく玄関のカギを開けると、配達員は二つのアマゾンの箱を持っていた。二つ?と思ったが、あて名は私に違いないので、受け取った。
一つはバッテリーで、それなりの重さだったが、もう一つは重かった。
あれっ、こんな重い物注文した覚えはない。
不審に思いながら、段ボールを開けると
これが入っていた。
ビール好きなわたしには嬉しいビールのセットだ。
多分、二男だと思うけどと思いながら、送り主の名前を確かめようとするが、送り主の名前がどこにもないのだ。これでは、誰が送ったのかもわからないし、新手の送り付け詐欺かもしれない。
昨日、佐川急便で届いたアマゾンの荷物には、宛先と送り主のシールがあったが、今日届いた荷物には両方とも送り主の名前はなく、宛先だけだ。
仕方がないので「つかぬことをお聞きしますが、高級ビールをおくってもらいましたか?」と二男にラインを送ると「そうだよ~、母の日だからね」と返事が返ってきた。
たまたま、母の日のプレゼントだったから、送り主の見当がついたけど、普通の日に、送り主のわからない荷物が届いたら、どうしたらいいのだろう?
送った方は「お礼の一言もない」と腹を立てるだろうし、受け取った方は、開けてもいいのかわからず、放置するかもしれない。人間関係をめちゃめちゃにする恐れがある。
本人以外が注文した場合は、きちんと送り主がわかるようにするべきだ。
こんなの、仕事の効率化ではなく、とんでもない手抜きだ。