一番いいのは、自分も他の観光地に脱出して、観光客になってしまうこと。

でも、来客があるとか、畑仕事があるとか、先立つものが不足しているとか、様々な理由で脱出できない人もいる。

 

1,軽井沢へ普段は自家用車で通勤しているAさんは、この時期は電車で通勤する。

 

2.軽井沢に住むBさんは、連休が始まる前に食料を買い込み、冷凍庫にぎっしり詰め込んで、連休が過ぎ去るのを待つ。彼女にとって、GWは台風のようなものだとか。

 

3.Cさんは、普段は車で買い物に行くのだが、この時期は自転車に乗って、細い道を通ってスーパーに買い物に行く。車で行くと、道路の渋滞や、駐車場の混雑で、普段の倍以上の時間がかかるのだ。

 

4.軽井沢の人気のあるスーパーは、繁忙期になると、普段は並ばないような高級品が並ぶ。駐車場の混み方もはんぱないので、いつもと同じものが欲しい住民は、同じスーパーの隣町の店へ行って買う。

自分たちにとっては、普段の価格の野菜や肉を「安いわ!安いわ!」と話しながら買い物をする都会客の声が聞こえるのもいやだと言っていた。

 

5,隣町のスーパーから300mの場所に自宅のあるDさんは、近くのスーパーは混雑して、車も停めにくいので、隣の市の同じスーパーまで行って買い物をするという。

 

私自身は、今回は孫たちは伊豆の方に行くというので、いつもと同じ生活だ。

 

オーバーツーリズムにうんざりする、京都の皆さんの大変さが少しわかる。

観光客が多すぎて、バスにも乗れないなんて本当に気の毒だ。

 

そう言えば、ロンドンに行った時、ほとんど人を乗せていない二階建てバスをよく見かけた。

息子の説明によると、ほぼ空のバスは観光客用の二階建てバスで、普通の路線バスより、料金がずっと高いのだとか。円安貧乏人のジャパニーズはそんなのには、乗らないで普通の二階建てバスに乗ったけど、ドル高ウハウハの外国の皆さんには観光客料金で、別のバスに乗ってもらえばいいんじゃない?