やましたひでこさんの「ウチ断捨離しました」というTV番組が好きで、よく見ている。

断捨離を必要とする家庭が応募して、やましたさんの助けやアドバイスを受けながら、自分で断捨離をする番組だ。

 

なぜそうなるかは、それぞれ全く違う理由があるところが、面白い。

 

先日の番組では、脳梗塞になり、身体が不自由になり、杖を使う義父のために、お嫁さんが奮闘し、断捨離を実行していた。

食器棚、本だなとたくさんの家具を処分していた。

 

それを見ながら、そういえば、わが家はこの家を建てて、一通りの家具を揃えた後、何も家具を買ってないなと思った。生活パターンが決まってからの建築だったので、買い足す必要がなかったということかな。居間の棚や引き出しは作り付けにしたし、寝室にはタンスもないので、地震があっても、倒れてくるものがない。

建てた時は、地震の心配はほとんどしていなかったのだが、最近、あちこちで地震が起きていることを考えると、寝室にベッドと鏡台だけというのは正解だったと思っている。

 

「うち断捨離しました」では、ほとんどの家で食器も断捨離される。

食器といえば、気になっているお宅がある。

80代で一人暮らし、目が病気で不自由になっているのだが、お掃除はきちんとして、家の中は片付いている。ただ、食器棚に、ぎっしり食器がつめこまれているのだ。

 

珈琲にはこの茶碗、紅茶にはこちらと区別しているようだけど、近所の人にだすくらいだったら同じでよくない?お茶の茶碗も何十個も必要ないと思うんだけどなぁ。

あの食器を5分のⅠに減らすだけで、すごく使いやすくなるんだけど、そこまで親しくないから言えないなぁ。