自分に都合のいい情報は、すんなり頭に入って忘れない。

昔、「太っている人は毎日骨に負荷をかけているので、骨のためには良く、骨折しにくい。」ということを聞いたことがある。もちろん、脂肪よりは筋肉で重いほうが有効だということは分かっているが、とにかく、重さが役に立つと覚えていた。

 

実は夕べ、知り合いが骨折をしたという話を耳にした。80歳を超えているが、お顔も身体の動きもとてもその歳には見えない人だ。数年前に亡くなった旦那さんと一緒にいると、親子に間違えられたと聞いても、全然違和感を感じない若さがあった。

毎日カーブスにも通って、筋トレにも励んでいた。

そして、彼女はうらやましいくらい痩せていた。

以前からそうだったから、私たちは気にも留めなかっけど、一人暮らしになると、どうしても食事内容はおろそかになりがちだ。わたしも、一人になったら思い切り手を抜きそうで怖い。

 

介護不要の自立した生活を送れる「健康寿命」を伸ばす決め手の一つが「骨の健康」だという。

骨粗しょう症になりやすいのは

女性ホルモンが減った閉経後の女性

小柄で痩せた人や運動をしない人

一日女性3合以上のお酒を飲む人

糖尿病や甲状腺疾患の人とステロイドを飲む人     だそうだ。

 

標準体重をオーバーしている私は、「骨のために」なんて言い訳をして体重を増やすことなく、

片脚立ちで腰椎を鍛え

かかと落としで大腰筋を鍛え

干しシイタケでビタミンDをとろう。

亜鉛も大事だというので「そうそう、飲み忘れていた亜鉛のサプリがあるわ」、と思ったのだが「栄養素はできるだけ食材でとる方が体になじみやすい」そうだ。

物理的には、手すりを使ったりして、とにかく転ばないことだと私は思う。