この春、夫の花粉症は重症だ。しょっちゅう、鼻をかんだり、目を赤くして涙を拭いている。

先日お邪魔した車屋さんの社長も花粉症で、事務所の中で男二人が目をシバシバさせながら花粉症の辛さを愚痴っていた。その隣で、奥さんと私はスッキリとした顔で男たちの話を聞いていた。花粉症患者の男女比ってどうなんだろう。あの場では0対100だったけど。

 

でも、わたしも、うかうかしていられない。兄も妹も花粉症なので、いつデビューすることになるかわからないのだ。よく、バケツの水があふれる時に・・・という表現が使われるが、「その時」はずっと先であって欲しい。できたら私が死んでから...。

 

義理の姉はある日、枇杷を食べたら、のどのあたりががかゆくなって、、それを贈ってくれた実の妹に文句を言ったそうだ。でも、お医者さんに行って診察してもらったら、枇杷による食物アレルギーだと言われたそうだ。よかった。贈ったのが私でなくて。

そんなことがあったので私が兄に「美味しい桃が手に入るから送ろうか?」と電話をしたら、

桃も奥さんが食べられなくなったので、送らなくていいと言われた。

桃が食べられなくなった家族の隣で食べるわけにはいかないと。

 

果物のアレルギーはそれをたくさん食べたからなるわけではないらしい。

 

花粉のアレルゲンと形の似たアレルゲンが果物に含まれていて、果物でアレルギー反応がおきるのだそうだ。カバノキ科の花粉とバラ科の果物(りんご。桃・サクランボ)大豆製品

草の花粉とウリ科の果物(メロン、スイカ、キュウリ)イネ科の花粉とトマト、パイナップル、アボカド、バナナ、オレンジ)が関係あるらしい。

意外なことにスギ花粉からの果物のアレルギーはまれだとか。

 

果物大好きなので、やっぱり花粉症にはなりたくない。

でも、予防法って...家の中にいること???

それは嫌だ。