TVの番組で桜の開花状況を日本地図で色分けしていた。

長野県の周りは全部開花状態なのに、長野県だけ取り残されている。

自分の県より南の県が咲いているのは、当たり前だからいいよ。

でも、東北地方のほとんどの県が咲いているのに、長野県だけ咲いていないって・・・

 

長野県は南北に長いから、南の方はもう咲いているのよ。

でも、長野市は県の中でも北にあるからね。

先日行った上田市は暖かいので満開だった。

地域差が大きいのよね。

 

うちの周りは、彼岸桜さえまだ咲いていなくて、うちの庭では沈丁花ともくれんが咲いている。沈丁花って春をつげる花よね。

標高780メートルだもの、しょうがないわね。

わが家の庭にある草花は、わざわざ蒔いたり、植えた花はほとんどなく、鳥が持ってきた種が芽を出したり、風が運んできた種が芽を出して、増えたものがほとんどだ。

だから、ヒヤシンスも笑われるほど、貧弱。でも、香りは強く、玄関に飾っているのに、リビングまで花の香りが漂ってくる。

芍薬の花は裏庭にあったのから種が飛び、いつのまにか増えて、一番幅を広げていばっている。

草花たちの縄張り争いというか、栄枯盛衰は激しくて、その時一番、その気候や土地に合ったものが生き残る。かつてあんなにあったオダマキやサクラソウが姿を消し、芍薬だけがやたら元気だ。私はえこひいきしないで、雑草だけを取る。

去年、実家から持ってきて植えたものの、すっかり忘れていたクリスマスローズが小さいけど、可愛い花をつけていた。ごめんね。今年はちゃんと環境を整えるわね。