おはようございます。
昨日は沼津で税制改正の研修会でした。
その時に新しくできた大原簿記学校の沼津校を外から見ました。
この沼津校ですが、簿記学校と名前が出ているのにも関わらず、
簿記科がないんですね。
あるのは公務員、医療介護、ホテルや旅行等のサービス業、
こういった業種へ就職するための専門学校のようです。
私は非常に危機感を感じているのですが、
この税理士業界は不人気又は停滞していく業種と思われているということです。
若くて優秀な人材が入ってこない業界は間違いなく衰退していきます。
なんで若者がこの業界に入ってきたいと思わないのでしょうか?
いろいろ要因はあると思います。
・比較的、封建的な業界で不安だから
・企業数が減り、独立開業が難しくなってきたから
・資格取得が難しいから
・勤務するにも待遇が悪いから
・とにかく安定がほしいから
いろいろ理由があるにしても、
私たちは社会に必要な活動をしていると胸を張っていえるような事業活動を行い、
そこで働いている方も夢を持って、胸をはって働けるようにしてあげ、
透明性のある、しっかりと成果主義的な待遇にしてあげれば、
若い方もこの業界に入ってきたいと思えるようになるのではないでしょうか。
そもそも自分の所得を増やすことを第一優先に考えて、
ちまちま従業員さんの給料をけちることを画策するような所長税理士が多いから、
人気がなくなってきているのかもしれませんね。
(私の個人的感想です。そうではない所長税理士も、もちろん多数存在します。)
もっと業界のことを考えて頑張っていかなければなりませんね。
私は頑張ります!!