工学部修士卒の銀行員が建てる一条工務店 i-Smart平屋と住宅に纏わるノウハウ集 -7ページ目

工学部修士卒の銀行員が建てる一条工務店 i-Smart平屋と住宅に纏わるノウハウ集

子供が生まれるにあたって自宅を建てることに。
家を建てるにあたってのノウハウ集として綴っていきます。
i-Smartの平屋を建てる予定です。

一条工務店には夢発電というシステムがあり、
初期費用0円で太陽光パネルを設置出来ます。

ただ、内容としては、一条工務店からお金を借りて、
太陽光パネルを設置するというもので、
じっくり考えれば、銀行で住宅ローンを借りるのと
何ら違いはありません。

また、返済は『売電収入で返済する』と謳っています。
当たり前すぎて特にコメントする必要もないですね。


つまり、初期費用0円で太陽光発電できる「夢発電」とは
一条工務店でなければ実現出来ないシステムではなく、
銀行の住宅ローンが通る人であれば、
どこのハウスメーカーでも実現出来るシステムなんです!!

ただし、他のハウスメーカーの営業マンは、
太陽光パネルで利益を得るという考え方を持っていないので、
営業マンから提案されることはありません。
ですから、自分から「屋根一杯に太陽光パネルを載せたい!」と
営業マンに言ってください。


さて、太陽光パネルの設置はメリットがあるのでしょうか。

 結論:確実にメリットが出ます。


細かい解説は他のサイトに譲りますが、
今は太陽光パネルで発電した電気を非常に高価で売れるので、
今すぐ太陽光発電を始めるのであればメリットは確実に出ます。

住宅ローンを借りられるだけ借りてでも設置することをオススメします。
条件さえ合えば、今の家賃未満で新しい家を建てることも出来ます。

次回、そのモデルケースを説明したいと思います。

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実は土地探しに二年以上費やしました。
それは価格面で折り合わなかったからです。
田舎のためか、空地のほとんどを大地主が
所有しているため、その方々が提示する値段で
売買されているのが現状です。
その値段もバブル期よりは下がりましたが、
到底納得出来る価格ではなく、
若者はドンドン流出するという悲しい町です。

さて、土地の価格と言うのは基本的にありません。
売主と買主が合意した金額があるだけです。
と言ってしまうと記事にならないので、
売主と不動産屋がどうやって価格を決めているのか紹介します。

1つは過去の売買事例。
以前近隣で売買された実例を参考に決めます。
もう1つ路線価や基準値価格を使って算出する方法です。


路線価と言うのは、国税局が発行している、
『道路に面している土地の単価』を調べることができます。
つまり買いたい土地の地図があれば、
誰でも簡単に調べることが出来るというスグレモノ。
URLを張っておきますので、自分の家の土地の価格を
調べてみてください。
ただし全ての道路が網羅されておらず、
場所や地域によっては存在しません。
なお、単位は千円/㎡です。
http://www.rosenka.nta.go.jp/main_h24/index.htm


では、路線価がない地域はどうしたらよいのか。
そんな場合に用いられるのが基準値価格です。
これは国土交通省が発行している、
『基準値を定め、この土地と立地条件を比較して価格の調整を行う』というものです。
この基準値というのは記載例自体が少ないので、
自分で単価を調整しなくてはならず、
素人が土地を評価するには難しいですが、
参考値としては十分活用できると思います。
http://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=0&TYP=2


さて路線価を国税局が土地の価格を公表するのには訳があります。
それは固定資産税や相続税を計算するために、
土地の価格を公表しておかないと、後々トラブルになることがあります。
例えば、時価より高く設定されていると、
『税金を取られすぎている!』と苦情が来るので、
時価の2~3割りほど安く設定されているのが特徴です。

なお駅前や観光地など、土地柄によっては、路線価の2倍以上で
売買されることもありますが、住宅用土地ではまだ見たことありません。
マイホームへの第一歩は土地探しから始まりました。
不動産広告には目を見張り、インターネットで常時情報収集しました。
しかしいつまでたっても優良物件は現れません。
立地がいい物件は高く、安い物件は訳有り物件という経験がありませんか?

これは当然といえば当然の出来事なのです。
不動産業界では「優良物件は公開前に売り切れる」とよく言われます。
その理由は大きく分けると2つあります。

まずひとつは、新聞折込等の広告を出すにしても、
莫大な費用が掛かるためです。
優良物件であれば、黙っていてもすぐに売れるので、
わざわざ費用を掛けて広告を出す必要がないのです。

もうひとつは、不動産業界の「仲介手数料」という考え方にあります。
不動産の仲介手数料は、法律で下記の通り上限を設けています。

(売買価格×3%+6万円)×消費税1.05%

例えば2000万円の不動産を買うと仮定すると、
仲介手数料は693,000円掛かります。

(2000万円×3%+6万円)×1.05=693,000円

つまり不動産会社にとっては69万円の利益になります。
でももし、売主も買主も自社顧客だとすると
売主から69万円、買主から69万円、合計138万円の利益になります。
だから不動産会社は「土地を売りたい」という情報を入手したら、
まずは自社顧客に紹介します。
仕組みがわかれば当たり前のことなんですよね♪
優良物件が公開前に売り切れる理由はここにあったのですね。

ここで売りなかった物件が他の不動産業者やインターネットで
紹介されるようになるわけです。

<結論>
お買い得物件を買いたいのであれば、
不動産情報をすぐにもらえるように、
複数の不動産会社に通いましょう!!

インターネットを過信すると優良物件はいつまでたっても手に入りません。


余談ですが、法律で仲介手数料の上限を定めていると書きましたが、
不動産会社のほとんどは上記の手数料で統一されています。
買主としては、出来るだけ手数料の安い会社で買いたいところですが、
その努力はたぶん無駄に終わるのでやめましょう!!

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はじめましてこんばんは。

工学部修士卒のmotiondiveです。
大学卒業後は銀行員として働いています。

既に一条工務店で契約し、
平屋45坪の家を建てる予定です。
i-smartの仕様やらオプションやらについては、
既に多数のブログで取り扱っており、
常に最新の情報にアップデートされています。
ですからそういうこと情報は他の方に任せ、
このブログでは全く違った切り口で
考察及び検証をしていきたいと思います。

トピックスとしては、
理系の観点だったり、銀行員の観点だったり、
一人の発注者としてコメントしたりと、
一貫性がないかもしれませんが、
そういうときはビシッと
コメントに書いていただければ、
対応できることは対応します。
また間違っていることは訂正していただけると
本当に助かります。


みなさんどうぞよろしくお願いいたします。