*本記事は2018年4月21日にyahooブログにアップしたものです。yahooブログ閉鎖に伴い、こちらに転載しました。
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
製作国:アメリカ(2017)
監督:ジェイク・カスダン
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ、スコット・ローゼンバーグ、ジェフ・ピンクナー
出演:ドゥエイン・ジョンソン、ジャック・ブラック 他
あらすじ
高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが……。
評価:★★★★★
感想(ネタバレなし)
あちこちで好評価のラッシュなので期待して観たのですが、とても面白かったです。映画館で随分笑ってしまいました。周りのお客さんも結構ウケてて、楽しい雰囲気で観賞することができました。
私は前作の『ジュマンジ』は未見なのですが、はっきり言って前作の知識はなくても十分楽しめます(前作を観ていた方がおもしろいのかもしれませんが)
基本的にとてもポップな作りで万人にお勧めできる作品です。予告編は子供っぽい感じがするのですが、ラストはグッと大人の着地になっているので、予告編で敬遠した方にも是非観て欲しい作品です。
*ここからネタバレあり
ネタバレ
4人は途中で20年以上ゲームに閉じ込められている高校生アレックス(ニック・ジョナス)と合流。5人で力を併せて進んでいくその中で、スペンサー(ドゥエイン・ジョンソン)とマーサ(カレン・ギラン)、べサニー(ジャック・ブラック)とアレックスの間には仄かな恋が芽生える。最終ステージを目前にアレックスは弱点である蚊に刺されてライフを失ってしまうが、べサニーは自身のライフを分け与えて彼を蘇生させた。最終ステージではフリッジ(ケヴイン・ハート)の作戦を5人で実行し、見事ゲームのクリアに成功。現在に戻った4人は、無事に元の時代に戻り、今は父親となったアレックスと再会する。アレックスは自分の娘に命の恩人であるべサニーの名前を付けていた。
感想(ネタバレあり)
基本的には全編コメディです。ピンチらしいピンチはありませんのでアドベンチャームービーとして期待すると肩透かしをくらうかもしれません。(そうは言ってもモンスターパニックが苦手な私は蛇のシーンは結構怖かったですが)
特にちょいちょい挟まれる“ドゥエイン・ジョンソンあるある”のメタ的なギャグシーンは可笑しかったです。
しかし、なんといってもおいしい役はジャック・ブラック演じるべサニーでしょう。中身はインスタ大好き女子高生、見た目は中年オヤジという一番ギャップのあるキャラクターなのでそれだけコミカルで楽しいのですが、キャラクターとしての成長の幅も大きいので、ストーリーとしてもおいしいところを持っていく役でした。ネタバレなし感想でも述べた通り、べサニーと大人になったアレックスの再会シーンはほろ苦くも暖かい素晴らしいシーンだったと思います。
唯一難点を挙げるのならスペンサーとフリッジの和解をもう少し丁寧に描いて欲しかったと思いました。最初は仲が良かったのに、スクールカーストが違うから疎遠になっていく…というのは日本の高校生活にも良くあることなので、ここはもうちょっと見せて欲しかったです。
ちょっと文句も言いましたが、基本的にとても楽しく観られる素晴らしい映画だと思います。単体の作品としては暫定今年のベストです。