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潜水服はモスラの夢を見る

主に映画の感想を語るブログです。

ハンターキラー 潜航せよ

 

制作国:イギリス(2018年)

上映時間:122分

日本公開日:2019年4月12日

監督:ドノバン・マーシュ

脚本:アーン・L・シュミットジェイミー・モス

撮影:トム・マライス

出演:ジェラルド・バトラーゲイリー・オールドマン 他

あらすじ:ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かったジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、現場付近に沈んでいたロシア原潜の生存者を捕虜にする。同じ頃、ロシア国内で世界を揺るがす陰謀が企てられていることが判明。ハンターキラーに陰謀阻止のための過酷なミッションが下される。その任務を達成するには、絶対不可侵のロシア海域へ潜航せねばならず……。(映画.comより)

 

評価:★★★★☆

 

◆感想(ネタバレなし)

いわゆる潜水艦モノを初めて見たので他の映画と比べられないのですが、個人的にはおもしろかったです。

 

予告編ではあまり強調されませんが、実は同時並行でロシア国内での任務を任された特殊部隊の陸上での活躍も描かれます。主人公のジェラルド・バトラーが乗っている潜水艦が撃沈されないのは分かっているので、こちらの特殊部隊のシーンの方がスリリングでした。

 

ただ潜水艦のシーンでも、中盤の音声センサーに感知されないように静かにしなくてはいけないシーンでは思わず一緒に息を潜めてしまったので、なんだかんだでどっちもハラハラしながら見ました(笑)

 

気になったのは劇中のロシア人がロシア人同士の会話であってもほとんど英語で話すところでしょうか。これはちょっと混乱しました。調べてみるとロシア人の艦長を演じたミカエエル・ニクビストはスウェーデンの役者さんのようです。流石に今の時代、ロシア人の役はロシア語でロシア人の役者さんに演じて欲しかったと思います。

 

また、宣伝では“そこは音だけが<見える>世界”というフレーズが使われていますが、別に音がそこまでフィーチャーされるわけではないので、これは誤解を生む宣伝のような気がします。

 

つっこみどころもありますが、娯楽作品として楽しく観られました。

*以下ネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ネタバレ

クーデターを起こしたロシアの軍部に拘束されたロシア大統領を救出する任務が特殊部隊とハンターキラーに命じられる。ハンターキラーは捕虜にしたロシア原潜の艦長の協力を得てロシア領海の機雷を避けて沿岸部まで侵入することに成功する。特殊部隊と合流してロシア大統領の救出に成功するが、ロシアの駆逐艦に追いつかれてしまう。しかし、ロシアの駆逐艦の乗組員はロシア原潜の艦長のかつての部下だった。艦長から通信を受けた駆逐艦は、ハンターキラーに向けて放たれたミサイルを迎撃してハンターキラーを救うと、クーデターを起こした軍の司令部に向けてミサイルを撃ち込みクーデターを鎮圧した。

 

◆感想(ネタバレあり)

特殊部隊の方で、序盤の訓練で隊長に怒られた新人兵が最後に狙撃で活躍する場面があるのですが、この活躍の場面が序盤の訓練と対応している(序盤の訓練で出来なかったことが最後に出来る)ともっと盛り上がったと思いました。

 

つっこみどころはいろいろあります。クーデターを起こした人達があっさり特殊部隊の侵入を許し過ぎ(全体的に迂闊)とか、打たれて海に落ちたSEが都合よく生きているとか。あと、クライマックスでロシアの駆逐艦がクーデターの首謀者のいる建物を爆撃するのはやり過ぎでしょうニヤリクーデターに関与していない無実の人だったいただろうし、駆逐艦に乗っている人の知り合いだっているだろうに、いきなり爆撃しなくても(笑)

 

ロシアの駆逐艦がハンターキラーに向けて打たれたミサイルを迎撃する場面も、そんなに綺麗に迎撃できるの?とつっこみたくはなりました。ただ、こんな風に助け合えたらいいな、と思う場面でもあったのも事実です。

 

総じていろんなつっこみどころも許せる映画でした。

 

◆まとめ

・つっこみどころはあるが、スリリングな場面が続いて面白かった。

・ロシア人はロシア人の役者に演じて欲しかった。